本販売日:1987/11/23
電子版配信日:2012/05/18
本定価:535円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-0159-4
絶叫で最後を告げる美人女優・西野早苗。
情け容赦なく襲いかかる暴行魔の肉刑に
美貌が歪み、女盛りの裸身が震える。
妹の眼前から始まり、無人の劇場跡へと
凄絶なレイプ劇は続いていく。
館 淳一が放つ、珠玉のレイプ作!
みかこ(21歳)女子大生
えりこ(37歳)未亡人
ちあき 女子学生
りか 女子学生
さなえ(28歳)女優・アイドル
本編の一部を立読み
「さあ、ご主人様に浣腸のご奉仕をしな。このメス猫め」
「おお。やめて、やめてえ。浣腸なんて…」
屠殺を待つ家畜のように両手両足で吊られた早苗が叫んだ。
ふたりの男の、鞭がわりのベルトがその熟した柔肉にとぶ。
「黙れ。人が体内を綺麗にしてやろうというのに。好意を無にするんじゃねえ」
鞭と怒声のあとに、がっくりと顔をのけぞらした犠牲者の、遮るものなくブドウ色がかった菊のかたちの肉孔までを露呈させたヒップの前に、ずんぐりしたポリ容器を捧げもつようにした美鬼子が震える手でその嘴管を近づけた。
「許して、早苗さん。ここはこの人たちに服従するより仕方ないのよ……」
言いつつ美鬼子は美しく成熟した依頼主の、目の高さまで吊り上げられたヒップの割れ目へポリエチレンの管を突き立てた。
「……くッ!」
冷たい薬液が腸管の奥に注ぎこまれる戦慄的な感覚に、女優はヒップを打ち顫わせ、全身に鳥肌を立てた。
美鬼子の手がゆっくりと容器を押しひしぎ百五十ccの薬液が全量、狭い肉の通路の奥へ呑みこまされた。
「あァ……」
グリセリンより強烈な、灼けるような感覚が女体の腸壁を襲いはじめた。
「あ、あう、うッ」
舞台の上に両手両足を鉄棒に吊られた早苗が、海老のように折れ曲がった肢体を、空中で苦悶させ、急激につのる便意に身をさいなまれていた。乳白色の肌が、ランプの仄赤い光に照らされて、脂汗をどっと噴き出させてぬめぬめと光り出す。
「お、おろして下さい。トイレへ、トイレへ行かせてえ」
自然にウエーブがかかった黒髪が宙に垂れさがっておどり狂っている。鉄棒を吊った鎖がギシギシと軋む。
「トイレだと。何をぜいたくなことを言っている。人気絶頂、大スターの西野早苗の排泄ショーのために、わざわざこんな舞台をしつらえてやったんじゃねえか」
迫り来る期待の一瞬を待ちかねて、ズボンの前を高く隆起させている年かさの男が、白マスクをかけたまま嘲笑した。
「な、なんてひどい……」
絶望的な汚辱の行為を、男たちの前にさらさねばならぬ哀れな犠牲者の号泣が、ガランとした見捨てられた劇場の闇の中に反響しつづけた。
ちょうど美鬼子の位置から正面、吊り下げられた早苗の白く照り輝くような双臀の、アヌスのつぼみを露わに見せている肉の悩ましい谷間につづく筋肉が、ぶるぶると打ち顫え、痙攣しつづけている。美肉の内部からのおぞましい排泄物が、その小さな弁の奥で出口を求めて暴れているのだ。
「あ、あっ。もう駄目ェ。美鬼子さん、見ないでえ」
紅唇から絶叫を迸らせて、脂ののりきった肉が宙でびくびくと打ち震え、そして闇に向けて黒褐色の噴出が開始された--。
「お、おおう……」