美人社長・二十九歳

著者: 館淳一

本販売日:1988/01/23

電子版配信日:2012/05/11

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0170-9

男を寄せつけずに来た29歳の美人社長、

松本美香の成熟した肉体が、暴漢の肉茎に

貫かれて一気に弾け、花蜜をほとばしらせる!

黒髪を振り乱し、汗まみれの裸身が震える。

凌辱の限りを尽くされながらも、美人社長は

真の女の快楽を求めて脚を絡めていった……

登場人物

みか(29歳)社長

あやこ(15歳)その他

ちか(10歳)その他

りょうこ(20歳)女子大生

本編の一部を立読み

「そろそろ犯してやったら?」

促す律子の声も熱に浮かされたように嗄れている。

「よし」

幸平も、もう我慢できない状態だった。青筋を浮かせて限界までギンギンに勃起している男根を握りしめた。尿道口からは透明なカウパー腺液がトロトロと糸を引いて垂れている。

「じゃ」

律子が上司である囚われの美女を仰向けにした。幸平がのしかかり、割り裂いた下肢の間に腰を沈める。二人の横に位置した律子は美香の脚を拡げるのに協力する。

二度、三度と腰を振るようにくねらせて凌辱を拒んだ美香だが、しょせん二人がかりではかなうわけがない。

「くらえ」

充分に狙いをつけて粘膜の通路をこじあけ、ぐいと突きたてると、

「むぐー……!」

汗まみれの裸身が黒髪を左右に振り乱してのけぞり、それから痙攣した。ふかぶかと根元まで幸平に突きたてられたのだ。

「お、う、うむ……」

濡れた粘膜が顫えおののくようにまつわりつく感触。快美感が腰から脳天へと突きぬける。幸平は思わず悦楽の声を吐きちらし、腰を打ちゆすりだした。

「やったね! ボス、根元までぶっすり。どう、ひさびさに味わう男の味は?」

律子が美香の耳に囁きかける。

「あ、ぐーう、うくっ」

返事は激しい喘ぎだ。美香は貫かれた瞬間から僅かに残っていた理性を失なっている。彼女のヒップが下から幸平を突きあげてくる。

(おれに犯されて、狂いだした……)

幸平は夢中になった。激しく抽送した。

ほどなく、頭の中が真っ白になる爆発の瞬間が訪れた。

「お、おーっ。おおおお!」

獣のように吠え、ぶるぶると全身を痙攣させながら美香の子宮めがけて煮えたぎる熔岩のような牡のエキスを迸らせた。ドクドクドクドクと。

射精の昂奮が覚めて、幸平は、

(しまった……!)

後悔した。美香の粘膜に陶酔させられて、相手に悦びを与えるという使命を忘れ、自分だけ独走してしまった。

しかし、絶頂しなかったとはいえ、美香も激しい快感を得ていることは、射精を終えた男根が粘膜にぐぐ、ぐぐと断続的に締めつけられていることで分かった。

(だったら……)

幸平はまだ萎えきらない器官を繋がらせたまま、また腰を使った。

「お、おぐぐ、ぐう」

彼の逞しい肉に組み敷かれた豊麗な女体が淫らにのたうつ。また快美感が生まれ、彼のペニスは急速に甦りだした。幸平の肉根は射精の後、間をおかないほうが蘇生しやすい。

「元気ね」

呆れたように律子が呟くのが聞こえた。

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