女教師・露出授業

著者: 館淳一

本販売日:1988/09/23

電子版配信日:2012/04/13

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0212-6

教室でオナニーなんて、できるはずがない。

「みんな、後ろを向いて……目を閉じて……」

悲痛な想いで女教師が叫び、着衣を脱ぐ……

やがて、生徒にとっても女教師にとっても、

甘美な、露出授業がはじまった。

登場人物

まりこ 女教師

よしえ(27歳)女教師

本編の一部を立読み

まどかはベッドではなく、まり子のための布団に仰向けに横たわっていた。ピンク色の短い寝衣の前はすっかりはだけ、白いパンティは片方の膝のところにからまっている。

白い、透きとおったナイロンのネグリジェを纏った美人教師は十一歳の教え子の少女の上に覆いかぶさっていた。彼女の唇はとみにふくらみを増してきた少女の胸のふくらみに触れている。野いちごのように可憐な乳首を吸い、甘く噛んでやっていた。彼女の手はまどかの、まだ春草がほんのわずか萌えてきたばかりの下腹を優しく撫でている。爪を短く切りそろえた指が、縦にくっきりと走る谷間を割り広げ、その下の粘膜に触れていた。

直希は、その指先が小刻みに震え、蠢いているのを見た。割れ目全体が牛乳を薄めたような白い液で満たされて、淡い照明に光り輝く。

「あーっ、先生……っ。うっ、まどかヘンになりそう……」

少女が切ない甘い呻きを洩らしてずっと年上の女にしがみつく。

「いいのよ、まどかちゃん。ラクにしていて……。そう、心配ないから、もっと気持ちよくなるから……」

優しく、しかし熱っぽい言葉を貝殻のように可憐な耳朶に吹きこみながら、まり子は十一歳の少女の秘核を刺激しつづける。

「あーっ、いい、気持ちいい。先生……っ!」

まどかは歌うような泣くような声をあげて、妖精のように白く優美な裸身をぶるぶるうち震わせた。ヒップをグングンと突きあげるようにして、自分の手でまり子の愛撫する手を押さえこむ。

「はあーっ……」

深い溜め息を洩らすと、ぐったりと力が抜け、浮かせたヒップをシーツに落とす。担任の女教師は教え子のふっくらした桃色の唇を吸った。

「どう?」

「こんなに気持ちいいの、初めて……」

「これがオルガスムスっていうのよ」

接吻しながら、まり子は少女の手をとって自分の下腹へと導いている。

直希は息苦しくなってそうっと自分の部屋にもどった。

眠られないまままどかの部屋の気配をうかがいつつ、目を瞑っていた。シンと静まりかえった。

(眠ったのか……?)

そう思ったとき、すうっと襖が開き、ネグリジェ姿のまり子が直希の布団に滑りこんできた。彼女の体からは成熟した女の熱気と芳香がむうっと立ちのぼっている。肌はじっとり汗ばんでいるようだ。直希におおいかぶさるようにして、唇に唇を押しつけてきた。

濃厚なディープキスのあと、独身の美人教師はささやいた。

「見てましたね?」

「…………」

「まどかちゃんが『オナニーのやり方を教えて』って言うんです。みんながイクっていうけど、自分には分からないって。だからイキ方を教えてあげたの」

直希の指はまり子のネグリジェの裾をかきわけ、まり子の下腹をまさぐる。パンティは着けていなくて、密生した恥叢はシナシナとして柔らかく、しかも長い。繁茂の丘を降ると温かい沼にゆきあたる。

「う……」

まり子は直希の首にしがみつき、浴衣の前をはだけ、ブリーフの下に指を入れてきた。直希のそれは怒張し、亀頭は濡れていた。ほっそり形のよい指がズキンズキンと脈打っている熱い肉茎を握りしめた。

「怖いんじゃないの? 男のこれ?」

「前はね……。でも、今は大丈夫よ……」

尿道口を親指の腹で撫であげられ、肉茎を根元から先端へ、また逆へとしごきたてる。

「む……」

直希は呻き、やにわに彼女を仰臥させると、ネグリジェをひき剥き、見事に盛りあがった弾力に富んだ乳房にむしゃぶりついた。

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