凌辱の履歴書

著者: 小菅薫

本販売日:1989/06/23

本定価:535円(税込)

ISBN:978-4-8296-0257-7

シチュエーション

服を破り、ブラジャーごと女の尊厳をむしり取る。

瞬間的に交差した腕からもれるのは、白い美乳。

男を見下す美貌の芸能マネージャー可奈子27歳。

決して屈しまいとする姿が、俺の嗜虐心に火をつける。

いくら暴れて無駄だ。牝は牡に貫かれる運命。

俺の趣味はレイプ、俺は牙から逃れられる美餌はいない!

登場人物

かなこ(27歳)OL

さおり(14歳)その他

みさこ(37歳)社長

まりこ OL

みるく 女優・アイドル

本編の一部を立読み

あれほど憎悪していた山口可奈子を強姦してやったことに、俺はいたく満足していた。 今日、姫野みるくの件で俺をコケにし、スタッフを甘く見、俺の会社をないがしろにした、みるくのチーフマネージャー、山口可奈子を、俺はいま犯しているのだ! 四つん這いで獣のように犯しているのだ! 尻の穴も丸見えだ! この姿を世界中の男に見せてやりたい! ミサ・コーポレーションで威張りくさり、気取った洋服を着て、俺をまるで汚い動物のように見た山口可奈子は今、こうやって俺に後ろから犯されているのだ!……

俺は腰を使いはじめた。ピチャピチャと性器の結合部から淫らな音がたちはじめた。

「こんなことッ……ああっ。こんなことして、ただで、すむと……思うのぉ!」

俺に犯されながら、美しい獲物が断末魔の声をあげた。精いっぱいの強がりを見せているのだ。可奈子はきっと、決定的な敗北感の前にうろたえているはずだ。つまり、自分は犯されながら感じている。明らかに感じはじめている、という事実にうろたえていたのである。

目もくらむような見事な白いヒップだ。それを今、俺の太いペニスが犯している。

俺は何度も腰を引いては突き立てた。そのたびに、俺の下腹と可奈子の尻の肉がぶつかって、ペシンッという音をたてた。

「あッあッあッ……ううッ……す、すごい」

明らかに可奈子は後ろから犯されて感じていた。

ペニスは膣の奥で激しく熱を帯びて、湯気が立つほどだった。極太の先端は可奈子の子宮を、いやというほど突つきまくった。可奈子の口から涎れが流れていた。

「ううッ……あんッ、あんッ……こんな……こんなのぉ……ああ、許して」

犯されながら、可奈子はついに桃源郷に入っているらしい。

ケッ、いい気なもんだ……。

俺のなかに憎悪が沸きたった。

その時である。突然チャイムが鳴ったのだ。誰かが訪ねてきたのだ。

しかし俺はあわてなかった。腰の動きをとめ、可奈子の反応を探ることにした。

「おい、誰か来たみたいだぜ」

可奈子は返事をしなかった。動きをとめて肉棒を女の中に埋めこんだままにしていると、

驚いたことに、俺の極太を秘肉がクネクネと包みこんでいるのを感じた。これは俗に言う“ミミズ千匹”だ。

想像した通り助平な女だ。こんなに素晴らしい肉体を持っていれば、男をたらしこむなんてのは朝めし前に違いない。

再びチャイムが鳴った。

俺は肉棒を刺し入れたまま、可奈子の腰をぐいっと持ちあげ、立ちあがった。可奈子は後ろから犯されたまま前のめりになり、不安定な姿勢でガニ股にならざるをえなかった。

「いや! どうするのォ! 何をするつもり!」

可奈子の腰を引きつけたまま歩きだした。肉棒に突かれて、可奈子もつんのめるように四つん這いで前に進んだ。

「こんなのいやあッ!」

だが可奈子の叫びを無視して、俺たちはつながったまま玄関への廊下を進んだ。

またもチャイムが鳴った。

ドアの前にくると、可奈子は泣きそうな顔で俺を振りかえった。俺は目で、「返事をしろ」と伝えた。逡巡したあげく、可奈子はドアの外に声をかけた。

「どちら様ですか?……」

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