音楽教師・さゆり

著者: 杉村春也

本販売日:1989/08/23

本定価:535円(税込)

ISBN:978-4-8296-0267-6

25歳の裸身はしっとりとした大人の魅力に溢れていた。

美しく清楚な美貌の音楽教師・さゆりを嬲られえる!

犯され、羞恥にのた打ちまわる悲劇の麗女は、

高校時代、処女を奪われた輪姦事件を思いだす。

まさか、覆いかぶさる野獣が、犯人とは!……

さゆりと新司、二人はレイプという運命の糸で結ばれていた。

登場人物

さゆり(25歳)女教師

本編の一部を立読み

「見ろよ、お前を犯った奴らのとは較べものにならんほど立派だろうが。こいつでとどめを刺してやるから、膝の上にまたがりな」

涙に濡れた顔をあげたさゆりは、全裸になった新司の股間に聳えるものを見て、恐怖の目を見はった。

七年前、処女を奪われた時は無我夢中で男のものを見る余裕などなかった。が、初めて目にするそれは、さゆりの想像を絶する巨大さで、グロテスクな形状をそなえていた。

肉の凶器というのにふさわしいそんなものを挿入されたら、あの事件を除いては処女も同然のさゆりの秘奥は、裂傷を負いかねない。

ズキズキ疼く双臀の痛みも忘れて、さゆりは後ろ手縛りの不自由な躯を起こした。ソファにかけた新司の前で正座して額を床にすりつける。

「ゆ、許してください。お願いですから、それだけはお許しを……」

「七年間もお預けをくわされたんだ。これ以上は待てねえ。初めて犯られるわけでもないのに、ギャアギャア騒ぐな」

「で、でも……そんなものを入れられたら、裂けちゃいます。お願いです。他のことならなんでもしますから、それだけは……」

「ほう。他のことならなんでもすると言うのかね。じゃあ、音楽の先生にフルートでも演奏してもらおうか」

新司は、すがりつくような振りあおぐさゆりの形のいい唇を見つめながら、淫靡な微笑を浮かべて言った。七年前に挫折した凌辱を諦めたわけではないが、その前に、花びらのような唇を汚すのも悪くはない。ボーイフレンドもいないと言うからには、おそらくフェラチオも未経験であろう。高貴な美女を屈辱にまみれさせるには、唇の処女を犯すのが最もふさわしいと思いついたのだ。

新司の言葉の意味をとらえかねて怪訝な表情をするさゆりに、新司は説明した。

「その可愛い唇でおしゃぶりするんだ。舌と唇を使って五分以内に俺を満足させたら、許してやる。失敗したら諦めて、下の口で咥えるんだな」

「そ、そんな……」

さゆりの典雅な美貌が惨めに歪んだ。そういうセックスの方法があることは知っていたが、ノーマルなセックスにさえ嫌悪を感じる男性恐怖症のさゆりには、おぞましさの極地としか思えなかった。

「あんまりだわ。お願いですから、そんな惨めなことは許してください。それに、やり方も知らないのに五分以内なんて、無理です……」

「フルートの演奏方法も知らんで、よく音楽教師がつとまるな。いい機会だから、このさいじっくり練習してみろ。時間も十分にのばしてやるよ。自信がないなら、むろん、こっちでもかまわないがね」

正座したさゆりの股間に新司の右脚が伸び、強引に親指を秘奥にこじ入れる。うちつづく暴虐の嵐に萎縮してか、足の指でまさぐられる柔肌には、ほとんど潤いが見られない。「こんなに乾いていては、それこそ裂けちまうぜ。それより、おしゃぶりのほうがましだろう」

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