淫牝奴隷

白き媚肉に羞恥の縄を

著者: 杉村春也

本販売日:1997/12/10

電子版配信日:2010/02/05

本定価:1,016円(税込)

電子版定価:1,210円(税込)

ISBN:978-4-8296-3141-6

引退を阻もうとする悪魔のような社長らの卑劣な社長らの巧妙な罠にはまり、底知れぬ羞恥の地獄穴に落とされた清純派知的女優栗原沙織。白昼の街角で、最愛の婚約者の眼前で、雪白の柔肌を晒し、豊麗な乳房を震わせて、淫らな肉の奉仕を強要される。さらには剃毛、浣腸、輪姦……生きていることを呪わざるを得ないほどの、逃れる術もない弄虐の魔手に24歳の心身は蝕まれてゆく。そして美肉に被虐の情念が燃えあがりはじめた時、沙織は肉体派性奴スターとして復活を遂げる日が!

登場人物

さおり(24歳)女優・アイドル

たえこ(27歳)その他

本編の一部を立読み

かねてから思い焦がれていたあの清純派のインテリ女優を、映画館の中で全裸にして輪姦している。しかも、人眼をはばかる相手は、抵抗もできず犯されるに任せていると思うと、身も心もとろけるような嗜虐の快感がこみ上げてくるのだ。

その満足感と緊密な女体の収縮感にたちまち頂上まで追い上げられた男たちが、片脚を抱え上げた沙織の体内に前後から思いのたけを放出すると、沙織もたおやかな裸身を激しく痙攣させて到達の証しを全身で表現するのであった。

四匹の淫獣から凌辱されつくした美しい生贄は、間もなく、床に散りしく塵紙の花吹雪に埋まるように、がっくりと首を折ってうずくまった。精も根もつき果てたような生贄の惨めな姿が淫獣の嗜虐心を、さらに煽りたてる。

特別会員の制度など与り知らぬ沙織に罪はないのだが、秋山や町田に不渡り手形を掴まされて長らく待ち呆けを喰わされただけに、高嶺の花を手折ることのできた彼らは、手折った花をなおも汚辱の泥沼にまみれさせなくては気がすまないのだ。

「連れの男が言ってたが、お前は映画館の中でオシッコして見せたくて来たそうだな。遠慮はいらんから、ここでやって見せろよ」

今村が、昨日の裸さらしの圧巻だった排尿シーンを脳裏に反芻しながらその再現を促すと、太田も、

「暗すぎて不満だろうが、他の客に気づかれるかも知れんというスリルもあるから、やり甲斐があると思うよ」

と、いやらしい声で耳に囁く。

「そ、そんな……あなたの言いなりに身体まで差し上げたじゃありませんの。お願いですから、そんな恥ずかしい真似だけは、許して……」

両手を合わさんばかりにして哀願する沙織を、男たちは冷たく突き放した。

「オシッコしてる写真まで持ち歩きながら、何が許してだ」

「言う通りにしなきゃ、服をいただいて帰るぜ」

「その前に、素っ裸で客席を引き回してやるから立ちな!」

うずくまって裸身を抱き締めていた沙織は、男たちに両腕を取られると、夢中で首を左右に振りながら屈服の言葉を洩らした。

「そ、それだけは、許して……お、おっしゃる通りにいたしますから……」

首輪をはめた全裸の姿を、しかも素顔のまま不特定多数の観客にさらすよりは、犯しつくされた痴漢の前で生き恥をさらした方がまだましであった。

惨めな選択をした沙織が壁の方を向いてしゃがもうとすると、男たちはその沙織を抱えて、真上から非常灯が淡い光を投げかける立見席の中央に連れていき、わざわざスクリーンの方を向いてしゃがませた。

「ほれ、ここが一番明るい特等席だ。あまり派手な音をたてると客が振り向くから、お淑やかにやるんだな」

「ああ、かんにんして……こ、こんなところでは、できませんわ」

いったんは悲愴な決意をした沙織だが、非常灯に照らされた立見席の中央で惨めな排尿ポーズをとらされると、今さらのように羞恥と屈辱に打ちのめされて哀訴の声を洩らさずにはいられない。

男たちは、その沙織の両膝に手をかけて左右に割り裂いたり、アヌスを指で責めながら、押し殺した声で淫らな行為を強制する。

「よく見えるように、股を大きく開くんだ。さっきスクリーンで見たばかりだろう」

「新しい客が入ってこないうちにやらかした方がいいぜ」

「ぐずぐずしてると休憩になって、灯りがつくぞ!」

地獄の底から聞こえてくるような囁きを耳にする沙織の脳裏に、裸さらしにされて排尿した時のめくるめく倒錯の愉悦が甦った。

(その時の写真まで見られているのに今さら恥ずかしがっても無駄だわ。毒を喰らわば皿までもよ)

痺れるような被虐願望に襲われた沙織は、濡れぬうちこそ……と呪文を唱えながら顔を両手で覆い、そっと尿道口を緩めた。始めはチロチロと真下に滴っていた水流が次第に勢いを増して弧を描くにつれ、固く閉じた沙織の瞼の裏にキラキラと七彩の虹が輝き始める。

(見るがいいわ! 映画館の中で素っ裸になってオシッコしているこの痴女を……それを痴漢に見物されてゾクゾクするような喜びに浸っているこの恥知らずな女が、栗原沙織の本当の姿よ)

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