生贄 羞悦の鎖

哀姦未亡人 4

著者: 杉村春也

本販売日:1990/07/23

本定価:535円(税込)

ISBN:978-4-8296-0324-6

マジックミラーに潜む好色な視線。

覗かれているとも知らず性奴・久美子は

痴戯痴態の限りに泣き、悶え、狂う!……

実妹・さゆりも秘密ショウの舞台で

セーラー服を剥かれ、鮮肉を晒す。

生贄超大作、女の淫惨はクライマックスへ!

登場人物

くみこ(26歳)その他

さゆり(18歳)女子学生

本編の一部を立読み

「よかったね、さゆり。どうやら、お見合いは成功したようだよ。大谷家の大事な一人息子に処女を奪ってもらえるなんて、奴隷には分に過ぎた幸せだと感謝するんだね」

満足そうな飼主の言葉を、四つん這いの少女奴隷は、耐えに耐えた生理的苦痛からの解放感と、あさましいその姿を見物される屈辱感を噛みしめながら、放心状態で聞いていた。衆人環視の中での最奥の羞恥と屈辱を晒け出したさゆりは、今さらのように奴隷の実感を身にしみて味わうのであった。

華麗にして酸鼻な少女奴隷の排泄ショウが終わると、浴室に入ってホースを水道の蛇口につないだ年子が、ホースの先に細いノズルを取りつけ、

「坊ちゃん、洗浄係をお願いしますわ」

と、信夫に渡した。

年子が栓をいっぱいにあけると、ノズルで加圧された水流が鞭のように勢いよく奴隷のアヌスに注がれる。

「あうッ!」

隣家に聞かれまいと悲鳴を噛み殺す奴隷のアヌスに、信夫が、放出をつづけるノズルの先を突っこむ。

「クウッ! か、かんにんして、お願いですから、もう、かんにんして……」

可憐な奴隷の、涙に咽びながら哀願する押し殺した声が、信夫の嗜虐心を快くそそり立てる。

「よく中まで洗わんと、汚れちまうからな。そのまま、ケツをおったてているんだぞ」

信夫は、愛らしい奴隷のアヌスをノズルで抉りながら嗜虐の愉悦に浸っていたが、多恵子は、アヌスに異常な執着を見せる息子に一抹の不安を感じはじめていた。

そして、多恵子のその不安が現実のものとなるのに、さしたる時間はかからなかった。華奢な裸身の内と外を隈なく清められた奴隷は、花心のリングから伸びた鎖を引かれて再び応接間に連れ戻され、スツールを抱えるようにして四つん這いにされたが、全裸になった信夫の硬直したものが狙いを定めたところは、おなじ未開の処女地にしても、翳りを失った花園ではなく、洗い清めたアヌスだったのだ。

「違うわ! 信夫。そんなところを犯したって、何もならないわよ」

狼狽して叫ぶ多恵子の声をかき消すように、

「ギャーッ!」

と、狭少なアヌスを引き裂かれた奴隷の絶叫がほとばしる。

「俺は、もともと男のケツにしか興味のないホモなんだぜ、母さん。女だって同じことさ。さゆりの処女膜なんて誰にでもくれてやれよ。その代り、ケツの穴だけは俺の専用にしといてくれ。クウッ! こ、この、締めつける感じがたまらねえぜ」

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