生贄 痴虐の終焉

哀姦未亡人 5

著者: 杉村春也

本販売日:1990/07/23

本定価:535円(税込)

ISBN:978-4-8296-0325-3

生贄性奴をめぐる淫鎖がむすぶ血と相姦の儀式。

久美子、さゆり、陽子の痴虐は極限から終焉へ……。

野外淫辱パーティは想像を絶するエスカレートを見せる。

熟女が泣き、処女が散り、そして淫獣たちの末路は……。

鬼才・杉村春也の巨編「哀姦未亡人」 ついに完結。

渾身の筆力で描ききる衝撃のフィナーレ!!

登場人物

くみこ(30歳)その他

さゆり(22歳)OL

ようこ 女子学生

すぎこ 人妻

本編の一部を立読み

「気分が出てきたところで、お嬢ちゃん。そこを指で、思いきりオープンして見せてよ」

鏡子の声で、自分の痴態がカメラに撮られているのを初めて知った陽子の愛らしい美貌が恐怖と屈辱に沈む。

「や、やめて! やめてください。そんなところを写真に撮らないで」

「もう、手遅れだよ。こんな写真を世間にばらまかれたくなかったら、おとなしく言うことをきくんだよ」

あぐら縛りにされた股間を自分でまさぐっている卑猥な写真をつきつけられて、ガックリとうなだれた陽子は絶望の涙に咽びはじめた。

自分と同じ奴隷の道を確実にたどりはじめた娘を目にして、久美子の胸は悲しみに張り裂けそうになる。

「ああ、陽子ちゃん。許して……みんなお母さんが悪いのよ」

哀れな娘に救いの手を差しのべることもできぬ自分を罰するかのように、久美子はヤケになって自らを辱しめる作業に没入していった。泣きじゃくる少女のふくらみきらぬ乳房を杉子が鷲づかみ、

「どうせ泣くなら、おっぴろげてるとこでよがり泣きするんだよ。そこをしっぽり濡らすまでは、一晩中でもつづけさせるからね」

と脅した時、居間で電話のベルが鳴った。

「うちの人からだわ。久美子の行方を心配してかけてきたのよ」

杉子が電話をとりにゆくと、久美子から離れた汀子が代って美少女の華奢な裸身を後ろから抱きすくめ、

「いい子ちゃんね。ホラ、こうやってオープンしてごらん」

と手を添えて、無理矢理に秘奥をくつろげさせる。

「まあ、桜貝のように綺麗な色をしてるわね。赤貝のむき身のような母親のとは大違いだわ」

レンズを覗きながら、鏡子が感にたえたように言うと、汀子が桜貝の狭間にひそむ愛らしい乙女の命をつかむと、

「クリちゃんも、さゆりのに較べると電信柱と爪楊枝ぐらいの違いよ。せめて鉛筆ぐらいの太さになるまで、毎日モミモミするんだよ」

と、揉みたてる。

「いやッ、いやあ。もう、かんにんして……へ、変になるゥ」

生まれて初めて味わう妖しい感覚に悩乱する少女の前では、絶頂に達したその母親が淫らな声をあげながら、たおやかな裸身を大きくのけぞらせていた。

間もなく杉子が戻ってきた時には、鏡子に四つん這いにされて、アヌスに卵を押しこまれている美しい母親の前で、相変らずあぐら縛りのままオナニーを強要されているその娘は、後ろから顔を捻じ向けた汀子に唇を奪われて切なそうに喘いでいた。

続きを読む

本の購入

定価:535円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

電子版の購入

定価:660円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

本の購入

定価:535円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます