女教師・生徒の眼の前で

著者: 小菅薫

本販売日:1990/09/23

本定価:535円(税込)

ISBN:978-4-8296-0331-4

シチュエーション

赤いハイヒールとタイトスカートが似合う、

美しく悩ましすぎる女教師・令子が、

赴任早々、放課後の女子更衣室で犯された!

誰にも打ち明けられない。犯人さえわからない。

令子にとって苦悶の学園生活がはじまった……

登場人物

れいこ(24歳)女教師

しょうこ(24歳)女教師

くみ(18歳)女子学生

本編の一部を立読み

「先生、秋山とできてるんですか? 学校でいやらしいことしないで下さい!」

貴志が立ちあがって冷たくいい放った。

「秋山にやらせるなら、俺にもやらせてよ」

若森のからかう声がした。

「淫乱女の授業なんて、受けたくねえな!」

追い討ちをかけるように後ろの席で拓也が叫んだ。

そうだ、そうだ、と全員が唱和する。

思わず耳を塞いで、令子はその場にうずくまった。あの秘密は、もう全員に知れてしまったのだ。令子はどうしてよいかわからず、絶望的な気持ちになった。

「先生の裸が見たいな」

誰かが叫ぶと、全員が同じことを繰りかえしはじめた。

「脱いで! 脱いで! 脱いで!……」

唱和に耳を塞いでいた令子が、ふらふらと夢遊病者のように立ちあがり、教壇からおりると貴志の机に腰かけた。

「……わかったわ。そんなに見たいなら、見せてあげる」

意を決したように令子はスカートのすそを持ちあげて、一気に尻までめくってみせた。

令子は下着をはいていなかった。白い腹の下の真っ黒な陰毛とピンク色した膣口が、生徒たちの目の前に露出された。

ストリップのかぶりつきのように、生徒の頭が集中する。

「ああ……そんなに見ないで。わたしはこんなにハレンチな女じゃなかったのに……あなたたちが悪いのよ……いや、いやよ、触らないで。やめて!」

突然、拓也がズボンとブリーフをずりおろしながら、令子の身体におおいかぶさってきた。

「いや! やめて! 酒井君! やめて……」

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