銀行の窓口に現われた男が持っていた淫らな写真……
犯されて悶え泣く自らの姿を見た時、
恵美は生贄になるしかない悲しき運命を呪った。
昼休みに、帰宅途中に繰りひろげられる、
獣の如き責めを享受する女銀行員の淫生活!
えみ(24歳)銀行員
ゆき(20歳)女子大生
みな 女優・アイドル
ゆみ 女子学生
ゆかり(20歳)女優・アイドル
本編の一部を立読み
恵美はパンティストッキングをかぶった侵入者の目を意識しつつ、シャツを肩から滑らせた。恵美の身体にはブラジャーとパンティだけしか残っていない。
「パンティも黒かい。色っぽい姉さんだぜ」
川村は憧れの女性の妖しいランジェリー姿に、股間を硬直させた。
恵美の下腹部に喰いこんだ黒のパンティはメッシュであった。見るも悩ましい網目から漆黒の恥毛が数本はみだしていた。サイドは紐で、かなりのハイレグ。
銀行員の恵美が、制服の下にこんなに大胆で艶っぽい下着を着けていたとは、川村は考えもしなかった。それだけに、川村は夜の恵美のセクシーな女への変貌に興奮した。
こんな、ヘアー丸出しのパンティをはいて、預金通帳を作ったり金を数えたりしていたんだ。そして、夜は制服を脱ぎ、いやらしいランジェリー姿で、矢島を挑発していたに違いない。
「尻をこっちに向けな」
「は、はい……」
恵美が華奢な背中を川村に向けた。
川村の目は恵美の吊りあがったヒップのカーブに吸い寄せられた。メッシュのパンティは仇っぽい双臀の割れ目しか隠していなかった。そのため、むっちりと脂ののったヒップがほとんど拝め、川村の股間を熱くさせた。
「いやらしいパンティだな」
「ああ……見ないでください……」
か細い声で哀願する。
「うそつけ。これは、男に見せるためにはいてるんだろう。それともあんた、露出狂かい」
「いや……ゆるしてください……」
恵美はランジェリーに凝っていた。自分の裸体を妖艶な下着で飾ることに、一種ナルシシズム的な悦びを感じていた。だんだん選ぶデザインがセクシーなものになり、露出度もきわどいものになった。だが、そんなエロティックなランジェリー姿を見せる相手は、恋人の矢島だけであった。
それが今、パンストをかぶった見知らぬ男にいやらしい目で鑑賞されていると思うと、恵美は生きた心地がしなかった。男の顔は見えなくても、大胆にメッシュのパンティが喰いこんでいるヒップに、粘っこい爬虫類のような眼差しが這いまわっているのが痛いほどよくわかった。
「よし。正面を向け、今度はオッパイを見せてもらう」