フランス書院文庫アンソロジー 【金曜日21時】オフィス熟女

本販売日:2006/01/23

電子版配信日:2007/12/28

本定価:765円(税込)

電子版定価:880円(税込)

ISBN:978-4-8296-1406-8

夜のオフィスで可愛い部下を誘惑するなんて。

淫らではしたない上司だと軽蔑するかしら?

いつも叱責してしまう私の唇を、今夜は味わって。

ソファで好きなだけ弄んで、身体を貫いていいのよ。

オフィスを彩る熟女たちにはもう一つの顔がある。

女課長、美人社長、先輩社員……七人の背徳物語。

登場人物

なおみ(38歳)叔母・伯母

いずみ(30歳)人妻

さやか(24歳)婚約者

あやこ 課長

ようこ(30歳)部下

本編の一部を立読み

「叔母さんも脱いで、裸になるんだ。ぼくのチ×ポ咥えたまま、だよ」

奈緒美はもう抗わなかった。オフィスで痴態を晒す哀れな女に憐れみを覚え、感極まってゆく自分を感じていた。奈緒美は、潤一のものをしっかりと口に咥えたまま、ブラウスのボタンをはずしてゆく。

「ヘヘッ、ナオミ・トラベルの美人社長が、オフィスでこんなことしてるなんて、誰も思いもしないだろうね……」

男のものをしゃぶりながら、自分から服を脱いで裸になってゆく女。男から見れば、さぞ悦ばしい光景なのだろう。そんな男の慰みものになっていることをありありと感じながら、奈緒美は、不自由な姿勢のまま、脱衣をつづける。ブラジャーをはずし、スカートを脱ぎ、パンティストッキング、そしてパンティをおろし、ついに潤一のものを一時も放さぬまま、全裸になる。

「こんなところ、田辺さんや青木さん、社員の人たちが見たら、どう思うだろうね?ねえ、叔母さん」

潤一に言われるまでもなく、奈緒美の脳裏には社員一人一人の顔がめくるめいていた。下着をはずし、肌を露わにするほどに、社員たちの視線が肌にヒリヒリと熱く感じられ、裸になるほどに、身体は火照り、汗ばんでさえいた。

「アーウッ、アーウッ……」

脱衣を終えれば、もう後は、口だけに集中できる。社員全員の蔑みの視線を全身に浴びながら、奈緒美は一生懸命、潤一のものを吸いたてる。本当に、本当に見られながらしたら……おぞましい妄想に怖じ気づけば、なおさら、すがりつくような思いで、一途に吸いたてずにはいられない。

「アーウンッ、アーウンッ……」

燃えている……自分に哀れを催して、燃えている。憐憫の情に酔い、感動し、そして、快感を覚えているのだ。奈緒美にも、のめりこんでゆく自分が見えた。

「アーッ、いいッ! オチン×ンがたまんないよ! 叔母さーん!」

口のなかで淫蕩なものがもがいている。これが好きなんだと思う。淫乱な女なのだ。もっともっと辱しめられてもいい、それがうれしい女なのだ。奈緒美は快感に泥酔しはじめていた。

「そうだ、叔母さん、いいこと思いついたよ。男の社員に売りあげを競争させるんだ。毎月、トップになった社員には、ご褒美として、これを、フェラチオやって、こんなふうにしゃぶってやるっていうことにすれば、絶対に売りあげが伸びるよ。美人社長に吸ってもらえるなら、どんなことでもするさ」

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