女秘書・性隷の刻印

著者: 香山洋一

本販売日:1991/08/23

本定価:535円(税込)

ISBN:978-4-8296-0388-8

何故こんな惨めなことをしなきゃくちゃいけないの……。

顔前に突きだされた剛直を咥えて由布子は涙する。

昼は会社で秘書として、夜は密室で性隷として、

専務のためなら艶やかな女体で肉奉仕を強いられる。

もれる嗚咽、揺らぐ双乳、濡れる秘孔……

夜ごと繰り広げられる痴宴に、女秘書は堕ちていく……

登場人物

ゆうこ(24歳)秘書

みな(19歳)女子大生

ゆり その他

ゆうこ(18歳)女子大生

ゆかり(20歳)女子大生

本編の一部を立読み

「専務っ、ここでは……いやです……」

由布子はか細い声で訴えた。

「オフィスのなかだから、燃えるんじゃないか。ほらっ、おまえの可愛い唇で清めてくれ」

大滝は無骨な指で由布子の唇をなぞった。

「ああ……」

肉体の関係を持った女の弱さか、唇を震わせながらも、由布子は腰を屈めていった。

大滝がベルトを緩めた。ズボンが落ちる。白のブリーフ越しに、軽くキスした。大滝がこすりつけてくる。

「うんっ……」

由布子は甘い鼻息をもらして、唇でなぞった。ルージュの跡がブリーフに悩ましく残る。男の性臭に、由布子に下腹部も疼きだした。

「失礼します」

由布子はブリーフに手をかけ引きおろした。熱を帯びた怒張が現われる。由布子は唇を寄せていった。亀頭にくなくなとこすりつけ、溝の裏側に舌を這わせる。

ピクンと怒張が脈打った。

感じてるんだわ、専務……。

「ああ……」

熱い吐息をもらし、由布子は含んでいく。

眩い朝日が射しこむオフィスで、上司の足もとにひざまずき、フェラチオをしている自分が、どんなに淫らな姿をしているかと思うと、それだけで由布子の身体はカァッとなった。媚肉が濡れてくるのがわかる。

「なかなかうまいじゃないか。誰に仕込まれたんだ」

大滝の意地悪な問いに、由布子は唇に咥えたまま小さくかぶりを振った。

大滝は自分から腰を前後させた。

「うむっ……ううっんっ……」

由布子はねっとりと舌をからませ、肉塊を吸いあげる。

ベージュの清楚な制服姿の美女に股間にかしずかせる刺激は、思った以上だった。大滝はかなり昂っていた。由布子の頭を押さえつけ、激しくピストン運動させた。

「ううっ……うぐっ……」

由布子はむせびながらも、甘く吸いあげた。

突然、大滝のものがふくれあがった。

「おうっ……」

スペルマが由布子の喉を突いた。

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