本販売日:1994/04/23
電子版配信日:2010/11/05
本定価:535円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-0551-6
白い双丘、狭間で震える菊座、淫唇……
家畜のようにヒップを差しだし検査される恥辱。
男の指が果肉を抉り、鞭がうなりをあげる。
痛い! 私はマゾじゃない! なのになぜ!?……
膣の奥から蜜が溢れ、女体が疼きだすのか。
女子大生、菜津美は気がつくと尻奴隷になっていた。
なつみ(20歳)女子大生
あきこ(25歳)OL
本編の一部を立読み
「これは……でかいおっぱいだな。しかも垂れてない」
島本は両手を伸ばして菜津美の胸の双丘を鷲掴みにした。マシュマロのような感触を楽しみながら揉む。乳首がたちまち勃起してせりだしてくる。
「ううむ、これは理想の乳房だ。どれ……」
胸の谷間、晒けだされた腋窩から薫る悩ましい若牝の匂いをふかぶかと嗅ぎながら、島本は菜津美の右の乳首を咥えた。
「あ」
一糸まとわぬ女子大生の裸身がビクンと揺れた。
チュウチュウ。
音をたてて吸い、淡いピンク色の広めの乳暈を舐め、固くとがった先端を舌で突き、さらに軽く歯をたてる。
「ああ、あー……」
菜津美は喘ぎ、腰をストリッパーのように振った。無意識の動作だ。
「感じやすい子だ」
島本は腋の下から胴のくびれ、背筋までを撫でたり揉んだりしながら、菜津美の反応を楽しんでいる。
てっきり次は秘部だと思った菜津美の思惑は外れた。島本は立ち上がって言った。
「さて、アナル奴隷はまず排便が最大の任務だ……」
島本は大型の黒革製ブリーフケースを持参していた。一見、パイロットのブリーフケースに似ているが、もう少し横に広い。蓋を開けるとさまざまな医療器具や薬品が仕切りの中にキチンと収まっていた。
「特注の鞄だ。アナルプレイ用の道具はひと通り揃っている」
透明な液体の入ったプラスチックの容器を取りだした。長い嘴管がついていて、蔓からもぎとった何かの果実のような感じだ。
「百CCグリセリン浣腸液。容器自体が浣腸器になっている」
次に歯磨きのようなチューブ。
「キシロカイン・ゼリー。麻酔剤入り軟膏」
もう一つのチューブ。
「局方白色ワセリン」
そして薄いビニール手袋が数枚。
「診察用クリーン・プラスティック・ディスポーザブル・グローブ」
彼は上着を脱ぎ、スーツケースから白衣を取りだした。
「やっぱり、こいつを着ないと気分が出ない」
菜津美はバスルームへ行くよう命じられた。
このホテルのバスルームはメトロポリス・センチュリーのよりもずっと広く快適だ。
入って左手に二人用の洗面器があり、突き当たりの壁にビデ、便器が並ぶ。右側が浴槽だが、日本風の入り方をする客のために洗い場がわりと広くとってあり、シャワーカーテンは洗い場と洗面トイレ部分の境にひくようになっている。床は緩やかな傾斜をつけた白いタイルだ。
洋式便器に向かって立たされた真っ裸の娘に向かって、消化器内科の医師は命令した。
「便器の蓋に手をつくように前かがみになれ。脚は開け」
ふっくらと餅菓子のような臀部の二つの丘が後方へ突きだされた。逆V型に開いた腿の合わせ目から秘毛の谷が見える。腿の付け根の部分が愛液で濡れている。
「もう、そこまで濡らしているのか」
島本は嗤い、使い捨てのグリセリン浣腸器を取りあげた。嘴管の先端部分を折ると、穴が開いてピュッと透明な液が飛びだす。
「さて、この前は中まで診察できなかったが、今日はじっくり見てやろう」
両手に診察用の手袋を嵌め、白色ワセリンを取りあげた。
「その格好のまま、両手で尻を開け。肛門がハッキリ見えるようにだ」
命令されて菜津美は全身を朱に染め、羞恥の呻きを洩らした。
「ああ、そんな……」
「早くしろ」
おずおずと両手を後ろへまわし、尻朶を掴んで左右に広げる菜津美。吐く息は熱く、膝は昂奮でガクガク震えている。
「ふむ」
島本は床に膝をつくようにして屈みこみ、顔を近づけて可憐な菊蕾を凝視した。
「外見はまったく異常がない。では内部だ。どれどれ……」
狭い肉孔に白色ワセリン軟膏が塗りこまれた。排泄する部分を見られ、弄られる屈辱を菜津美は唇を噛んで耐えた。
グイと手袋を嵌めた指がこじあけるようにして入ってきた。
「あうっ」
思わず声をあげてしまった。
「息を吐け。緊張するな。よし……」
人差し指を根元まで押しこみ、グリグリと抉るようにして直腸の内壁に触れる。さらにマッサージするように揉む。