清純な女教師・美代子に、弟の淫らな想いが募る。
五年前、眼前でレイプされた姉。その艶めかしい寝姿、
悩ましいオナニー。覗き見て若い肉塊が熱く昂る……
抑えてきた欲望の堰が切れたとき、
誠一の指は、白い乳房、秘めやかな狭間を狙って
這いはじめた。姉を犯す禁断の悦楽!
みよこ(25歳)姉
さゆり(27歳)女教師
さなえ 女子学生
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暗闇の中で、妄想がついに美代子を掴まえて襲いかかった。胸を包んでいた毛布を、いつしか美代子ははねとばし、淫らなポーズでオナニーに没頭していた。だから美代子は、部屋の襖が少し開いたのに気がつかなかった。
襖は、非常に用心深く、少しずつ音もなく動いていた。ようやく十センチほど開くと、ピタッと止まった。そしてその隙間から男の眼が輝いていた。
弟の誠一である。姉のオナニーを覗き見る誠一の目は、不気味なくらい大きく開かれ、充血していた。
弟に覗かれているのも知らずに、美代子は胸をはだけ、秘部を露わにしたまま、指を自らの股間で激しく動かしていた。
ああぁぁ……もっとちょうだい!……もっと奥まで!……乱暴に! もっとめちゃくちゃに……何か言って、汚いこと言って!……
無我夢中の美代子は淫れに淫れた。
「んんんッ――うっ……あぁぁ」
ついには押し殺したうめき声にような荒い息まで吐き出す。
終わりのない行為に、ようやく終点が見えはじめた。遠くのほうから、美代子に呼びかける男の乱暴な声が聞こえてきた。それは、記憶の彼方に忘れようとして、消え去らず、突然あらわれては美代子の全身全霊を支配するもの……五年前のレイプの傷あと……姿形も知らない男たちの声……。
さあ、舐めるんだ!……脚をもっと開け!……このくされマンコ!……おっぴろげて見せるんだ……もっと指を使え!……もっと腰をふるんだ、この淫売!……
美代子は、鮮やかに五年前の忌まわしい事件を思いだしていた。しかし、この時の美代子には強姦魔たちの声が聞こえ、どんな淫らなことを命令されようと、全く違和感も嫌悪感もなかった。ただ、あふれる奔流のように激しい快美感に押し流されるのが、とてつもなく心地よかった。
パジャマのズボンとパンティのゴムがのびきって、ちぎれるほどに太腿を広げた美代子は、乳首をつまみ、指をひねり、押しつぶすように揉みしだきながら、片方の手で蜜びたしになった秘部を思いきりこすりあげていた。
そんあ姉を見ながら、誠一もパンツをずりさげ、一物を握りしめて、姉のよがり声に合わせるかのようにしごきまくった。
「うう――っ……あっあっあ――っ」