奴隷市場
本販売日:1995/10/23
電子版配信日:2010/05/21
本定価:535円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-0651-3
全裸で横たわる瑞々しい体へ加えられる玩弄に、
膨らみはじめた愛らしき乳房が悲しげにうち震え、
熟しきっていない秘唇が引きつるようにおののく。
倒錯の悪魔に魅せられた指が、太腿をひろげて果肉を剥く。
驚いたことに、シェルピンクの処女地にたっぷりと蜜が……
美少女は女になるため、心も体も準備を整えていたのだ。
ちか その他
ようこ(27歳)年上女(熟)
みつえ 年上女(熟)
はつこ(12歳)その他
さおり(10歳)その他
本編の一部を立読み
「おやおや、ひとりエッチもしてない子が、こんなになって……」
マントルピースのカメラによく映るよう、葉子が少女の脚を大きく割りひろげて股間を露呈させる。大陰唇はさほど発達していない。もちろん小陰唇はぴったりと割れ目の内側に折りたたまれて、極めてシンプルな形をした性器の形状であるが、その見るからにみずみずしいシェルピンクの粘膜部分は米の磨ぎ汁を薄めたような液体で濡れ濡れになっている。
(おお、こいつは……充分に濡れてる)
翔太郎は十歳の少女がここまで膣から愛液を分泌させていることに驚嘆した。あわててカメラをフルズームにしていく。膣口全体はパックリと丸見えなのだが、膣奥へ通じる穴は狭い。つまり処女膜--実際は左右から張りだしている襞の肥厚部分──がしっかり存在しているのだ。継父の須藤英三は、さおりが言うように処女膜を破ることには興味がなかったらしい。
「ふーん、綺麗だなぁ。やっぱり、処女なんだー」
葉子もひとしきり感嘆してみせてから、少女の股間に顔を伏せた。
「あー、あっ、おねえさん……ああ……」
恥ずかしさからビクンと震えて腿を閉じようとした少女は、お尻をしっかり抱えこまれた形で秘部に熱烈な接吻を受けて、ギューとシーツの上で弓なりにのけ反った。
葉子の舌と唇が巧みに少女の粘膜を刺激している。翔太郎は激しく昂奮した。ジーンズの股間が隆起して、その圧迫のために痛いくらいだ。たまらずにジッパーを引きおろし、熱を帯びた怒張を掴み、しごきたててしまう。
十何年も前、自分に性の歓喜を教えてくれた美津江という熟女が、今は葉子に変身して、かつて葉子だった少女がさおりになっているかのようだ。
葉子は熱心に舌を使い、さらには溢れる愛液と唾液を会陰部からアヌスへと導き、そこを指で刺激したり、時には舌を這わせたりしている。
「いや、いや、ああっ。なんか変……おねえさんッ」
左右に手を伸ばしてシーツを鷲掴みにしていたさおりが、いきなり葉子の頭を両手で抑えこんだ。秘部への接吻をやめてくれというのか、もっとつづけてくれというのか、どうしたいのか本人でさえわからないという動きのように見えた。
(おお、イキそうだ)
まだオナニーでのオルガスムスも覚えていない少女が、年上の同性の秘部への接吻で絶頂へと追いやられていくのを、翔太郎は息を呑んで見守った。
モニターのなかでさおりの裸身がギュンとのけ反り、腰がグンと跳ねた。爪先まで痙攣が走るのが見えた。