美姉と美弟・肛姦契約

著者: 館淳一

本販売日:1996/05/23

電子版配信日:2010/04/23

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0695-7

大股開きで椅子に縛りつけられた裸身に鞭が飛ぶ。

桜色の濡れ襞を極太のバイブで抉り抜く。

くぐもった悲鳴と嗚咽を絞りだし、

涎れのように愛液を滴らせる美しき姉。

藍子は、秘唇を疼かせる魔辱の願望に魅せられ、

やがて実弟を唆し、禁断肛姦へと溺れていく。

登場人物

あいこ(22歳)姉

きよみ 兄嫁

ふみえ(25歳)秘書

本編の一部を立読み

これほど昂奮しているのに、まだ近親相姦を忌避する理性が失せていない。もちろん裕樹にしても姉を犯そうとまでは思っていない。彼は何人ものガールフレンドと性交したが相手はみな、彼が挿入の意欲に欠けるのを不審がったものだ。

白いパンティがベッドの傍の床に舞い落ちた--。

薄闇のなかに一糸まとわぬ全裸にされた姉が、やや股を広げる姿勢で仰臥していた。それは挑発的ともいえる態度だった。

(ううん、チャーミング!)

裕樹好みのふくふくとした脂肉ののった、柔らかい撞きたての餅をこねて作りあげたような女体だ。その下腹の完璧な逆三角形は触るまでもなく絹糸のようにしなやかそうだ。

「…………」

弟は姉を組み敷く姿勢になり、もう一度熱烈に唇を重ねて甘い唾液を吸い、顎、うなじ、喉、耳たぶ、胸の谷間、そして乳房と、汗ばんで熱い肌の匂いを楽しみながら舌を這わせて、情熱的なクンニリングスへと移行していった。

よく発達しているが決して爛熟の域には達していない、健康な性愛器官だった。たちのぼる芳香も酸味を帯びて食欲をそそるヨーグルトの匂い。指で秘唇を開くと薄めたヨーグルトを思わせる白い液がトロトロと粘膜器官の奥から溢れでていた。

なんのためらいも見せずに裕樹はその源泉に口をつけ、ほんのり甘みを感じさせる蜜液を啜り舐めた。

大きめの真珠粒のように勃起した秘核に舌を這わせると、

「ああああ! ひいッ」

驚くような声をあげて姉は強く太腿で弟の顔を挟んできた。それだけで最初のオルガスムスを味わったのだ。

それは、その晩、数えきれないほどに藍子が味わった絶頂感の最初のひと波だった。

最後には失神したようになった姉の体のいたるところを唇と舌と指で愛撫してやった裕樹は、姉が豊かな性感の持ち主であることに驚嘆し喜んだ。

(こんな人を妻にできる男がうらやましい)

性愛器官での結合こそしなかったが、裕樹は姉との行為の一瞬一瞬を心から楽しんだ。

途中でたまらなくなり、二度、姉の口のなかに怒張を押しこんで、やや強引に口唇での奉仕を要求したが、性奴のように熱心にしゃぶりたてる技術は巧みで、裕樹は三度目の射精まで心ゆくまで姉のフェラチオを堪能した。もちろん藍子は一滴余さずに吸い取って呑み干してくれた。

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