本販売日:2022/03/17
電子版配信日:2022/03/17
本定価:836円(税込)
電子版定価:836円(税込)
ISBN:978-4-8296-2165-3
お風呂にする? ご飯にする? それともエルフ?
幼い頃、出会ったエルフが恩返しで嫁になりました。
魔法と無知に振り回されながらミーシャと初々しい
初体験! 健気ご奉仕フェラに、花嫁ヴェールH。
孕みたがる新妻エルフが可愛すぎて毎晩セックス!?
冴えない日々が一変、エルフ嫁と幸せNewライフ。
本編の一部を立読み
☆初々しい初夜☆
「んっ♡ それそれ♡ すごいイイ!」
ミーシャの表情から余裕が消え、声のトーンも変わる。
最初はぎくしゃくしていた二人の動きが、次第に一つになった。
「やば……」
カイリは頭悪い単語しか浮かばなくなる。
「ああん、やば♡ カイリすご♡」
ミーシャはミーシャですっかり夢中になっていた。
お互いが初体験だなんて、本人たちですら信じられない。
「イクっ! 初めてで! カイリでイクっ!」
「お、俺も!」
二人はほぼ同時に絶頂に達した。
カイリの精子はもちろんミーシャのナカへと注ぎ込まれる。
「んん♡ すご♡」
ミーシャは恍惚とした表情でそれを受け入れた。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
カイリは肩で息をしている。
元々仕事で疲れがたまっていたところだったので、余計に消耗が大きい。
「あっ、まず」
脱力するとともに頭が冷えてきたカイリは、ミーシャのナカに思いっきり出してしまったことに気づく。
「どうしたの?」
ミーシャはつながったまま、髪を左手で触りながら不思議そうに訊いた。
「いや、だって君のナカに」
カイリはドキドキしながら指摘する。
「ああ、そんなこと」
ミーシャは大したことじゃないと言わんばかりに微笑む。
「夫婦なんだから平気でしょ。むしろ産ませて」
彼女はおおらかに言い放つ。
「あ、うん、でも、子作りは計画的にやらないとだな」
カイリはナカに出したことを許されて安心しながらも、ミーシャはこちらの世界での育児を知らないだろうなと考える。
「そういうものなの?」
ミーシャはきょとんとした。
「ああ」
とうなずきながらカイリはいやな予感に襲われる。
(まさか何も知らないってことは……)
そしてすぐに頭を振った。
いくらなんでもそんなことはないはずだと自分に言い聞かせる。
二人は一度離れて後始末をしようとするが、
「ふふっ、いっぱい出してくれたのね うれしい」
とミーシャは満足そうに言うので、カイリの手が止まる。
「ああ、うん、何か照れるな」
綺麗なエルフのナカにたくさん出したのに、興奮よりも羞恥が勝っていた。
慣れてきたらまた違うのだろうかと思う。
「可愛い」