すすり泣く三十五歳
本販売日:2001/07/23
電子版配信日:2009/07/17
本定価:545円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-1050-3
常に狙っていた。プールサイドで晒す沙紀の、
水着の内側に隠された白き臀肉、紅き媚肉を。
特別レッスンと称して奸計に嵌めていくにつれ、
濃厚なフェロモンを発散させる人妻。
かくも甘美な獲物をとらえ、艶やかな肌を穢し、
女体を調教していく、想像を絶する悦獄レイプ!
さき(35歳)人妻
りか(29歳)その他
みさと(31歳)人妻
本編の一部を立読み
トロトロと蜜液が滲みだしている、濃いピンク色の淫裂を割って、本上は硬直している肉棒の先端部を押しこんだ。
「あっ……」
沙紀の全身がピクッと震える。
しばらく肉茎の半分ほどを押しこんだ状態で抽送してから、本上はぐいと下腹部を強く押しつけた。蜜で濡れそぼつ柔らかな淫肉を分けて、肉棒はズニュッと一気に根元まで、秘孔のなかに埋没していた。
「あーっ、いやァ!」
完全制圧された沙紀の悲鳴が悲しげに尾を引いた。
「奥さんの希望どおりに、本物のチ×ポをマ×コのなかに入れてやったぜ」
柔らかく弾力のあるヒップを両手で鷲掴みにしながら、本上は本格的な抜き差しに移った。
「どうだ。本物のチ×ポでオマ×コしてもらってうれしいか!?」
「ああっ、いや、いやァ」
「うれしいかと訊いてるんだよ、おれは、返事をせんかい!」
「あ、はい。本物のオチン×ンでオマ×コしていただいて、うれしいです……」
すでに肉棒が秘穴のなかを塞いでいるのだ。もはやこの状態で反抗してみても無意味だと悟り、沙紀は用意された台詞を口にしたのである。
「そんな恥ずかしいことを、よく平気で口にできるよなァ。この好色淫乱のどスケベ女が!」
口汚い罵声を浴びせながら、本上は荒々しい腰使いで秘孔の奥に剛棒をねじりこみ、激しく淫肉を抉りたてた。
「ああ、もうやめて、お願い……」
屈辱の姿で犯されている惨めさに、沙紀の目尻には涙が滲んでいる。
「やめて欲しいやつが、どうしてこんなに大量のマン汁を垂らしてるんだよ、えっ。嘘つくんじゃないよ、この偽善者が!」
本上が前後に腰を揺すって肉棒を抜き差すたびに、太幹と肉襞がこすれ合って、蜜の溢れる音がグチョグチョと卑猥に響いた。
「ああっ、でも、いやァ……」
沙紀がいやがっているのは真実なのだ。心底この屈辱地獄から抜けだしたいと思っているのであって、身体が反応するのは、意思に逆らった勝手な行動なのだと沙紀は思いこもうとしたのである。しかし……。
「いやァ、ハアハア……いやよ、いや……ハアン……」
肉体だけでなく、口までが意思に逆らってひとり歩きをはじめたのだった。
「ハアハア、やめて、やめてえ……」
甘い喘ぎ声が口をついて出たのである。
「だいぶ気持ちよさそうじゃないか。不倫人妻が本性表わしやがったな」
丸く柔らかなヒップを鷲掴みにして、本上の抽送はさらに荒々しさを加えた。根元まで深々と剛棒を突き刺すたびに、下腹部がヒップに叩きつけられる音が、バスンバスンと無機的に耳を打ったのである。
「ハアン……アアッー……」
沙紀の喘ぎは、いつの間にかすすり泣きに変わっていた。