人妻三姉妹

著者: 海堂剛

本販売日:2001/10/23

電子版配信日:2009/07/03

本定価:545円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1068-8

人妻ならではの品位と熟香を漂わせる三姉妹

真帆、瞳美、優香に会った時から復讐の標的は決まった

34歳、ムチムチした肉に潜む牝欲を暴いた白昼の凌辱

31歳、世間知らずの助教授夫人を酔わせた寝室の惨劇

28歳、理性が勝る若奥様の貞操を狂わせた怒濤の肉撃

かくて人妻たちは泣きながら性隷を誓うはずだったが…

登場人物

まほ(34歳)人妻

ひとみ(31歳)人妻

ゆか(28歳)人妻

本編の一部を立読み

「パンティにマン汁の沁みができたぜ、奥さん。この理由を説明してもらおうか」

「わたしには、わかりません」

乳房を揉みしだかれ、乳首をしゃぶられているうちに気持ちよくなって、秘芯が緩んで潤ってきたのが自分でもわかっていた。だからといって、そのことを認めれば敗北になるので、真帆としては居直るしかなかった。

「これだけの証拠があがっても、まだシラを切るつもりか、おまえは」

小野がそばのテーブルを拳でどんと叩いた。衛生検査技師が、一転してテレビドラマの刑事に変身していた。

「そうまでシラを切りつづけるつもりなら、決定的な証拠を見せてやるか。えっ!」

言うなり小野の手指が、パンティのゴムにかかった。

「いやっ、やめてください、それだけは……」

全身を揺すって、真帆は必死の抵抗を試みたが、手足を拘束されている身には、所詮は無駄な抵抗でしかなかった。あっけないほど簡単に、パンティは引きおろされ、足首に引っかかっていた。

足首を縛っていたベルトをはずしてパンティを剥ぎ取り、小野が形よく伸びた両脚を折りたたんだ。

「オマ×コが丸見えだ。絶景だな」

「あーっ、いやァ!」

折りたたまれた両脚を、ぐいと左右に開かれると、真帆は甲高い悲鳴をあげていた。

「へーえ、すげえオマ×コだな」

三十すぎの人妻なら、淫唇の外郭は茶色に変色しているのが普通なのに、真帆のそれは、まだ十代の少女のように初々しいピンク色に染まっていて、瑞々しく新鮮な張りがある。両手指で左右に押し開いてみると、より濃いピンクの淫肉が顔をのぞかせた。

「ああ、いやァ。やめて」

真帆の女体に震えが走るたび、秘孔の入口がかすかに収縮する様子が淫蕩に見える。

「奥さんのオマ×コ、実にスケベっぽいねえ」

「いやーっ!」

突然、真帆が大声を張りあげた。その声に、小野が一瞬、どきりとした表情を浮かべた。

「おれ、なんか悪いこと言ったかな」

「下品な言葉、使わないでください」

「なんだよ、下品な言葉って」

小野はちょっと首を傾げたが、

「その下品な言葉っていうのは、ひょっとしたら、オマ×コのことか?」

「いやァ、言わないでぇ」

真帆はまた甲高い声をあげた。

「オマ×コって言葉の、どこが下品なんだよ。オマ×コはオマ×コだろ。実に響きのいい言葉だと思うよ、おれは」

わざとらしく、小野が耳もとに口を近づけて連呼した。

「いや、いや、やめてぇ……聞きたくないの」

両手の自由を奪われているので耳を塞ぐこともできず、幼児がイヤイヤをするように激しく首を振り、真帆は頬をピンク色に染めていた。知識としては知ってはいても、今まで一度も、現実には耳にしたことはなかったし、無論、口にしたこともなかった。

下品よ……。

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