熟妻・淫妻・若妻

著者: 海堂剛

本販売日:2002/01/23

電子版配信日:2009/06/05

本定価:545円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1087-9

恥ずかしいはずなのに、なぜ身体が疼いているの?……
特別レッスンという罠に嵌められた若妻・梨華。
自らの不埒な行為の取り調べを受けた熟妻・香織。
夫の行いを償うために奉仕させられた淫妻・冬美。
屋外レイプ、超絶イラマチオ、執拗なクンニリングス……。
嬲辱と愉悦の渦に呑みこまれ、人妻たちは魔性の面を!

登場人物

りか(18歳)人妻

かおり(33歳)人妻

ふゆみ(27歳)人妻

本編の一部を立読み

「お願い、もうやめて、ハアハア」
訴えかける声に力がなくなり、香織は胸を波打たせて喘ぎはじめた。
かなりできあがってきたようだぜ……。
秘穴からトロトロと蜜液がしたたってきて、濃密な香りが源田の鼻腔をくすぐった。ジュルッと卑猥な音をたてて、源田は舌先で淫液をすくい取りしゃぶりつくした。
「ハアハア、やめてやめて……」
口とは裏腹に、香織はしとどに蜜をしたたらせて喘いでいる。
どうしてこんな気持ちに……。
クンニリングスは初体験である。知識では知っていたが、不潔という観念が強くて、夫にも大路にも拒否していたのだった。オシッコもするところを舐めるなんて汚いと、本気でそう思っていたのだ。
でも、どうして……。
ところが思いに反して、源田の舌が這いまわるたびに快感が身体中を駆け抜けていき、香織は怪訝な気持ちを抱いていたのである。
ハアン、気持ちいい……。
意思とは無関係に快美感に衝きあげられて、無意識のうちに香織は妖しく腰をくねらせていた。
こいつの性体験は、ほんと中学生以下かもしんないぜ……。
責めるほど反応を増してくるのに興をそそられながら、源田は舌先をクリトリスに移動させた。
「あ、あっ、いやァ!」
薄皮が弾けて剥きだしになっている若芽を舐めたてると、香織はひときわ甲高く黄色い悲鳴をあげて身悶えた。鋭い快感が頭の芯まで衝きあげてきて、思わずあげた声だった。
ころころと舌先で転がすようにして舐めたててから、源田は若芽を浅く口中に含み、唇を震わせながらしゃぶりつくした。
「ハアン、やめてえ。いや、いや、いやっ、ハアハア」
上体をのけぞらせて香織は訴えたが、声には甘い響きがあった。
いやァ、どうしてなのォ……。
不倫現場を目撃されて脅され、口止めを条件にセックスを承諾したのである。いやだけど仕方なく付き合っているのに、なぜこれほど快美な気持ちになるのか、香織にはまったくわからなかった。
わたし、本当はいやなのに……。
それなのに秘芯が緩んで、香織は意思に反してまた蜜液を溢れさせ、それは孔道を伝ってトロトロと淫裂に滲みでていた。
「いやァ。やめて、もうやめてえ」
「それじゃ聞くけど、やめて欲しいやつが、どうしてこんなにマン汁を垂らしてるんだよ」
「そんなことわかりません。でも、もうやめて欲しいんです!」
香織はヒステリックな声を張りあげたが、それは自分の気持ちをごまかすためのものだった。脅されていたぶられながら、とめどなく愛液をしたたらせる自分が恥ずかしかったからである。

続きを読む

本の購入

定価:545円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

電子版の購入

定価:660円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

電子版の購入

定価:660円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

本の購入

定価:545円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます