姉弟・調教儀式

著者: 館淳一

本販売日:1991/11/23

電子版配信日:2011/10/07

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0401-4

加奈子と雅美、ふたりの姉に加えられた倒錯調教は、
肉の拷問にも等しいほど激しいものだった。
密室に監禁され、セーラー服姿で嬲られる。
全裸でつるされ、犬のように這って犯される。
朱唇も、秘孔も、菊座まで弟たちに凌辱されながら、
二人の姉はマゾヒスチックなエクスタシーに……。

登場人物

かなこ(21歳)姉

まさみ(21歳)姉

本編の一部を立読み

「いや、許して! こんな恰好……恥ずかしい」
「何が恥ずかしいだ。弟とSMプレイしている淫乱女が……」
そうやって悶える裸体を見ると、再び欲望に火が点いた。
(どうやって責めてやろうか……)
責め道具を置いてある戸棚を眺めた。バイブレーターや浣腸器などと一緒に蝋燭が置いてある。洋蝋燭だが、ずいぶんと太い。
(熱蝋責めでゆくか……)
蝋燭の熱い滴はかなり苦痛を与えるが、あまり近くから熱涙を落とさない限り、肌に跡を残すようなことは無い、とSM雑誌には書いてあった。
「ああ、それはいや! やめて!」
俊介が蝋燭を取り上げてライターで火を点けるのを見ると、加奈子は悲鳴のような哀れな声をあげた。心底、怯えた表情になって、それが俊介のサディスティックな欲望を刺激した。ブリーフの前が内側からグンと突き上げられる。
「ふふ、いやなら白状するんだな。どうして竜哉とSMプレイを楽しむようになったのか……まず、そいつから吐け」
「そ、そんなこと、絶対に言えないわ!」
「そうか。だったら……」
溶けた蝋の滴を一メートルほど上から太腿へ垂らしてみた。
「ひっ! 熱い!」
ビクンと均整のとれた白い肉体が跳ねる。
(かなり熱そうだな)
何しろ、生まれて初めて女を責めるのだ。俊介はおっかなびっくりだ。みるみるうちに固まってゆく蝋の滴を剥がしてみる。微かに赤くなってはいるが、火傷にはなりそうもない。俊介は安心した。
「言え。このメス犬! メス豚!」
ボタボタと熱蝋を臍の周囲へと垂らす。
「ひーっ! 熱い、熱い! やめて、許して!」
大の字に四肢を拘束されている加奈子は悲痛な声で哀願し、シーツの上で激しく身悶えした。脂汗がまたブワッと噴き出す。
(うーん、美しい……)
黒髪を振り乱して悶え、のたうつ女体。俊介はまた、あの高揚した感覚に捕らわれた。
「白状しなきゃ苦しむだけだ」
どんなことをしても逃れられない無防備な裸身の上にボタボタと溶けた熱蝋を垂らしてゆく。乳房、腹、腿、黒々とした恥叢の周囲……。
「あーっ、ああっ。熱い、熱いよう! やめてぇ!」
泣き叫び苦悶する加奈子。涙が頬を濡らす。同時に秘裂から俊介の二回分の精液を薄めるようにして、再び夥しい愛液が溢れてきた。
(感じてる。本当に凄いマゾだ……)
俊介はある種の感動さえ覚えながら、容赦なく熱蝋を柔肌へと落としていった。

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