兄嫁二十七歳 私は白昼、牝になる…

著者: 香山洋一

本販売日:1997/02/23

電子版配信日:2010/03/19

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0741-1

夫の留守中、義弟の肉調教を受ける晶子、27歳。

漆黒の翳りを隠す極小下着と女淫に喰いこむ黒縄は、

兄嫁としての矜持を砕き、Mの本性を暴く。

「してっ。早く晶子に××してください!」

全裸緊縛、口辱奉仕、露出散歩、熱蝋地獄……

理性を失った兄嫁は、愉悦を求めて牝になる!

登場人物

まさこ(27歳)兄嫁

まりこ 兄嫁

みき(27歳)兄嫁

本編の一部を立読み

「入れたいな、晶子さん」

「な、なにを言うのっ。私と康彦さんは義姉弟なのよ」

「血はつながってませんよ。兄貴の奥さんなら、僕にとっては女です」

うわずった声で言うと、康彦は勃起しきった肉塊の先端を兄嫁の恥部にあてがった。

「待ってっ……お、おしゃぶり……晶子に、康彦さんのペニスをおしゃぶりさせて」

腰を引きながら、晶子が必死の思いで告げた。

「僕のチ×ポを舐めたいって言うの、晶子さん」

「え、ええ……晶子に、ご奉仕させてください」

人妻としての貞操を守るためには、義弟の劣情を、おんなの穴以外で受けとめるしかないと思った。

「オマ×コで咥えるよりは、まだマシだということかい」

「そ、そんな言い方しないで。晶子は、康彦さんの男性を……口で愛したいだけなの」

晶子は縄掛けされた上半身を起こすと、思いきって義弟の股間を見つめた。ごつごつした鋼のような肉塊が、ピーンと天を衝いている。

「ああ……た、たくましいわ。康彦さんの……ペニス」

肉の結合を迫っている義弟の気をそらそうと、晶子は火を吐く思いで淫らな女になろうとする。

「晶子、くちづけしたい」

おぞましさに耐えながら、晶子は義弟の怒張をじっと見つめた。

妖しく潤んだ目に引き寄せられ、康彦は晶子の唇へと、反りかえった肉塊を突きつけた。

「あっ、いやっ」

鎌首がにゅっと目の前に迫り、晶子は思わず美貌をそらした。

「どうした、晶子さん。僕のチ×ポをしゃぶりたかったんじゃないのかい」

サディスティックな劣情がつのり、康彦は勃起した肉刀で兄嫁の繊細な頬を叩いた。

「あ、ああ……いやっ……ぶたないで」

ペニスで頬を叩かれる屈辱が、晶子の美貌を歪める。義弟の股間から、むせんばかりの牡の匂いが漂ってくる。それは、晶子のなかに秘められた牝の本能に、ダイレクトに訴えかけてくるような、夫のものとは違った、鮮烈な匂いだった。

「さあ、どうするんだい、晶子さん。兄貴のために、僕のチ×ポをしゃぶるかい? それとも、僕とオマ×コするかい?」

「あ、ああ、ひどいひと……康彦さんじゃないひとみたいだわ」

康彦自身、兄嫁のおいしそうな媚肉を前にして、晶子の心を弄ぶような余裕の態度をとれることに驚いていた。自分のどこに、こんなワルめいた資質が隠されていたのか。しばられた晶子の身体全体から放たれるマゾの匂いが、康彦を手馴れたサディストに仕立てているのだろうか。

「これっきりにして……」

かすれた声で言うと、晶子は長い睫毛を伏せたまま、鎌首へと唇を寄せた。薄くルージュの引かれた唇は、可憐な花びらのようだ。その花びらが野太い先端に触れた。





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