本販売日:2004/06/23
電子版配信日:2007/08/01
本定価:628円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-1288-0
教室という名の完全な密室で公開される、
普段の清楚な姿からは想像もできない、女教師・裏の顔。
羞恥におののきながらも雪肌を火照らせる露出教室。
命令とはいえ陶酔した目で若茎をせがみ咥える女体授業。
放課後の輪姦劇が、自分さえ知らない淫の本性を暴く!
葉山彩子25歳――もう教壇のシンデレラには戻れない!
あやこ(25歳)女教師
みき(18歳)女子学生
本編の一部を立読み
シーンと静まりかえった教室のなかで、彩子の唇からもれる喘ぎ声だけが聞こえる。
長い睫毛を落とし、恍惚とした美貌を晒している女教師――閉じられることのないバラの唇、汗をにじませた小鼻、乱れ髪を貼りつかせた優美な頬、どれもこれも、性に満ち足りた女が放つ輝きにあふれていた。
時間がとまったような空間で、女を狂わせるためのおもちゃだけは、規則正しい振動を、彩子の身体に与えつづけていた。
「あっ、ああ……とめて……バイブをとめてください」
うつろな瞳を宙に彷徨わせ、彩子は佐渡を探した。
すると無数にも思えるギラついた目、目、目が、彩子に襲いかかってくる。
「い、いやっ!」
彩子は叫び、束になった視線の矢から逃れようとした。両腕両脚を動かそうとして、黒板に磔にされていることを思いだす。
そして、生徒たちの前でイッてしまったことも。
「ああっ、見ないでっ、先生を見ないでっ……も、もう、ゆるしてっ」
隠したくても、なにも隠せない。バイブを呑みこんだおんなの縦溝も、とがりきったままの乳首も、脂汗にぬめる柔肌も、女の裸身に一番興味がある高校生たちの剥きだしの視線に晒している。
佐渡の手が、彩子の股間に伸びた。大きく開いた割れ目をさらにひろげ、バイブの尻尾をつかんだ。
そしてそれを引っ張っていく。
「あうっ、ううっ……い、いやっ、とめてから、抜いてくださいっ」
ねっとりと肉襞がバイブにからみつき、離そうとしなかった。
それを無理に引っ張るため、新たな刺激が彩子に襲いかかる。
「どうした、先生。バイブを抜いて欲しいんだろう。それとも、このまま、気をやりつづけるかい」
おんなの割れ目から引きずりだされたバイブの尻尾には、充血した深紅の肉襞が巻きついていた。
それは愛液でしとどに濡れそぼり、匂ってきそうなほどだった。
淫ら極まりない女教師の肉襞を見て、数人の生徒たちがブリーフにスペルマを放った。
「アアッ、抜いてっ……いや、駄目っ、抜かないでっ……あっ、ああ、変になりそうっ」
X字に磔にされた裸身をよじらせ、彩子がむずかるように鼻を鳴らす。
その腰のうねりは、バイブを望んでいるように見えた。
「どっちなんだい、先生」
脇に立ったタカがヌラヌラの乳房をわしづかみにして、問いかける。
教壇の反対側に立った雄造が、もう片方のふくらみをつかみあげる。
「あうっ、はあっ……そ、そんなにされたら、彩子、また、恥をかいてしまいます」
乳房を揉まないで、と彩子は濡れた瞳で哀願する。
しかしその妖しい潤みをたたえた眼差しは、もっと強く揉んでください、と告げているように見えた。