櫻木充スペシャル
本販売日:2003/05/23
電子版配信日:2008/01/25
本定価:681円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-1194-4
息子の過激なスキンシップに火照りだす朱美の身体。
着替えを覗く、兄の淫らなからかいに濡れる初実の下着。
俺のことが大事なら、なんだってできるよね?……
息子への深すぎる母の愛情が、兄への切ない妹の恋情が、
少年の倒錯じみた要求さえ拒むことを許してくれない。
美母が、妹が、魅惑の女体で綴る、官能的ラブレター。
あけみ(35歳)義母
はつみ(15歳)妹
本編の一部を立読み
「アソコって? ねえ、アソコってどこなの?」
「お、おま……」
「ん? よく聞こえないわ……もしかしたら、私の……」
恥ずかしげに語尾を濁した恭一に首を傾げると、朱美は小さく身を屈め、耳もとに唇を寄せて、睦言のように言葉をつづけてくる。
「オマ×コを?」
「あぁ、そ、そうっ! そうだよ」
突然耳打ちされた隠語に、恭一はビクッと全身を戦慄かせた。
なんて甘美な音色だろう。なんて破廉恥な語感だろう。母の口から聞かされればなおさらに淫靡な響きとなって前立腺を痺れさせる。
「ねえ、もっと言って……お、オマ×コって、聞かせてよ」
「ええ、いいわよ……オマ×コ、オマ×コぉ……あぁ、オマ×コ、お、ま、×、こ」
「ああっ、はぁっ!」
サービス精神いっぱいに、時折り喘ぎ声を織り交ぜながら卑語を口にする朱美。
呪文のごとき淫声に、恭一の顔面は見るみるうちに紅潮してくる。
「本当にエッチな坊やね。パンティの沁みを見て、オマ×コの形を想像してオナニーしてるなんて……ううん、それだけじゃないわね。恭一は、きっとここの匂いを嗅いでるんでしょう?」
言い終えるなり、朱美はそっと汚濁のクロッチを鼻の穴に押しつけてくる。
美母でしかあり得ない淫臭が、女の原液を煮つめたような魔香が、男を盛らせるフェロモンが濛々と鼻腔に漂ってくる。
「んんぅ……そ、そうだよ。いつも、俺、匂いを……ふぅ、あぁ、嗅いでたんだ」
「フフフ、やっぱりだわ。お母さんの思ったとおりね……さあ、いいのよ、オマ×コの匂いをクンクンしてごらんなさい」
「ふぅ、んんぅ! はあ、ううぅ!」
うながされるまま、恭一は下劣に鼻を鳴らし、美母の恥臭を思う存分に吸いこんだ。
男根は絶えず脈動し、鈴口からはドクドクと多量のカウパー汁が溢れだしてくる。
「もう、我慢できないみたいね。いいわよ。お母さんがしてあげるから」
クロッチを押さえつけ、汚濁の裏布をピッタリと呼吸器官にあてがうと、朱美はマスクを施すように、股ゴムを左右の耳にかけた。
やにわに、手のひらがそろりと下腹部に這わされる。ひんやりと冷たい手に、白魚のような指先に柔らかく勃起肉が包まれる。
「うぅ……」
軽く握られただけで、恭一は瞬く間に射精感に襲われてしまう。
あまりに甘美すぎる肉奉仕だった。幼い頃から憧れてやまなかった美母から、最愛の女性からつくされている現実が、セックスを超越した快楽となって少年を狂わせる。
「こうやって、するの?」
言葉とともに静々と、手筒が上下に揺り動かされてくる。
陰茎の根元からゆったりと怒張がしごかれ、指の輪っかでコリコリと、腺液にまみれた亀頭が刺激される。
「だ、駄目っ……で、出るよ! 出ちゃうよっ!」
幼子のように喚きたて、朱美の胸にしがみつく恭一。
たった十数回のピストンに我慢が限界になり、腰が勝手に動きだしてしまう。
「いいのよ、出してっ! ほら、お母さんの胸に、ピュッてしてごらんなさい!」