僕の素敵な未亡人ママ

著者: 櫻木充

本販売日:2002/04/23

電子版配信日:2009/06/05

本定価:545円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1102-9

(匂いは嗅いじゃいや、そこは触っちゃ駄目よ、優ちゃん)

眠っていると信じ、母の秘唇を弄び、淫香を吸いこむ我が子。

やがて、34歳の女体に熱い禁忌の飛沫が浴びせられた。

「ごめん、ママが好きなんだ。だから再婚なんて……」

小さく詫びる息子に、未亡人母はある決断を下していた……。

揺れる少年と母の本心、櫻木充が贈る倒錯愛ロマンス!

登場人物

さよこ(34歳)義母

まなみ 看護婦

本編の一部を立読み

「はっ、ははっ! ママって、ああぁ、ママってエッチだ。すごくエッチだよ!」

子供のようにはしゃぎたて、たまらずに乳房を鷲掴みにする。

「そうよ。でもね、優ちゃんの前だから。優ちゃんにだけだから」

「つ、次はアソコを見せて! ママの……オ、オマ×コを見たいんだ!」

隠語さえはばからず小夜子に命じ、優治はそそくさと床に正座した。

目線をまっすぐに、股間を飾る叢に注ぎ、かすかにうかがえる肉溝に集中させる。

「ええ、見せてあげる」

小夜子はすぐさま股をひろげ、立ち小便をするようなポーズで恥部を迫りださせてくる。

「あぁ、ああぁ……」

生温かな、湿り気を帯びた臭気とともに、剥き身の恥部が網膜に映りこんでくる。

(これが、ママの……ママの、オマ×コ……オマ×コなんだ!)

なんて猥褻な、なんて淫靡な、なんて麗しい肉の姿だろうか。

濃いベージュに色づいた外陰部は細かな繊毛に飾られ、ふっくらと盛りあがった土手肉に挟みこまれるように、くすんだ紫色の二枚貝がプルプルとはみだしている。

媚肉の全体は、油をまぶしたようにしっとりと汗ばみ、貼りついたラビアの隙間には白んだ体液が、涎れのようにネットリした肉汁が潤んでいる。

「後ろからのほうが、よく見えるから……」

窮屈に身を丸め、股間を覗きこんでいる息子にひと言告げると、小夜子は静かに踵をかえし、優治の顔面にヒップを突きだした。

「うわぁ……」

視界いっぱいに、圧倒的な迫力で熟した女尻がひろがる。

「ほぉら、こうすればいいんでしょう?」

小夜子は前屈みに腰を折り曲げると、左右の手のひらを尻にあてがい、肉たぶを持ちあげるように尻の割れ目をこじ開けた。

茶褐色のアヌスが露見し、女性器が余すところなく開陳される。

ピッタリと貼りついていた陰唇が剥がれ、緋色の肉溝までもが露呈する。フレンチドレッシングに似た粘液にまみれた蕾が、虫刺されのような尿道口が、半分ほど包皮に隠れたクリトリスまでもあからさまだ。

「は、はっ、はあぁ、見える! ぜんぶ……ママのオマ×コが見える!」

嬉々として喚きたてる優治。もはや見ているだけでは飽き足らない。

優治は臆することなく次の願いを淫母に告げた。

「か、顔に……僕の顔に座って!」

「座るって?」

「僕の顔に、オシッコするときみたいに座るんだよ。ママのお尻で、オマ×コで、僕の顔に座ってよ!」

あお向けに床に寝転がり、倒錯の淫戯を母に訴える。

迷うことはない。躊躇うこともない。自分が望むなら、小夜子はすべてを叶えてくれる。禁忌などもはや、ありはしないのだ。

「……ええ、わかったわ。お顔に座ってあげる。オシッコするみたいにしゃがんでね」

少々困惑した様子を見せながらも、小夜子はすぐに息子の台詞を反復し、寝そべった優治の顔面を後ろ向きにまたいだ。

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