若美母

ボディスーツ&下着の誘惑

著者: 櫻木充

本販売日:2000/02/23

電子版配信日:2009/10/23

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0948-4

黒いナイロン地を艶めかしく輝かす理都子の美尻。

淫臭も漂う全身レオタード姿に少年は心を奪われる。

(健吾はお尻が大好きなのね、触りたい? 嗅ぎたい?)

(ママのお尻なら感触も匂いも沁みも大好きだよ)

母と子という関係から口にはできない変態願望。

挑発下着が深め合う禁断の純愛と倒錯の絆……。

登場人物

りつこ(31歳)義母

ともか 女子学生

本編の一部を立読み

「そういえば健吾、この前……」

「こ、この、前? この前、なに?」

「ボディスーツを見てみたいって言ってたわよね」

「い、いや……智香に、教えてあげようと……」

「いいわよ」

言い終える前に、理都子はポロシャツのボタンをはずしはじめた。理由なんてどうでもかまわない。そんな雰囲気を漂わせながら裾をたくしあげてゆく。

腹部が、花びらの刺繍に飾られた黒布が露わとなる。メッシュ状の、ナイロン繊維の下にはクッキリと臍の形まで透けている。

「あ、あの……」

母の豹変に、あまりの大胆さに、健吾のほうがたじろいでしまう。

「見たいんでしょう?」

理都子はまるで覚悟を問うように声色を重たくする。

「う、うん」

理都子の迫力に気圧されるように、健吾はカクカクと頭を上下させた。

息子の態度に妖しい笑みを浮かべると、理都子は胸もとまでポロシャツをめくっていった。ワイヤーに縁取られたカップが、隆々とした乳房がこぼれだしてくる。

「あぁ!」

声をもらさずにはいられなかった。乳房のすべてが完璧に透けているのだ。

乳首の形も大きさも、粒立った乳輪の輪郭さえ、なにもかもあからさまではないか。

息子の驚きも当然とばかりに、理都子は勝ち誇ったように顔をゆがめ、臆することなくパンツのフロントボタンをはずした。

「ズボンも、脱いじゃおうかしら……」

「うん、うん!」

きっとヘアーもクッキリと透けているはず。もしかしたら性器だって見えるのではないかと、大きく見開かれた瞳は異様な光沢さえ帯びはじめる。

息子の視線を一身に集めながら、理都子はゆっくりとファスナーをおろしてゆく。

(見える! あぁ、全部見えてる!)

ひろがったファスナーの合わせから、ふさふさと生い茂った繊毛が、緩やかなウエーブを描く恥毛があふれだしてくる。薄く伸びきったナイロン越しに完全に浮きあがって見える。

「そんなに、じっと見て……もう、健吾ったら」

口先でとがめてみても、態度はまるで裏腹だった。理都子は透けた胸を、恥部をかばおうともせず、見てごらんなさいとばかりに両手を後ろにまわす。

「ボディスーツを着てると、多少はスタイルがよく見えるでしょう?」

おどけ顔で照れを隠し、それとなく身体をくねらせる。

健吾はただランジェリーの美母に見惚れていた。

レオタードなどとは比較にならない、なんて可憐な、なんて煽情的なコスチュームだろうか。

豪華な刺繍に、複雑な編み目に飾られた漆黒のボディスーツは、補整下着というだけあって流麗にボディラインを整えている。

続きを読む

本の購入

定価:535円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

電子版の購入

定価:660円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

電子版の購入

定価:660円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

本の購入

定価:535円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます