甘い匂いのストッキング
本販売日:1999/02/23
電子版配信日:2009/12/25
本定価:535円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-0875-3
美人課長と過ごす二人きりのオフィスには、
甘いフレグランスと濃厚な牝臭が漂っている
仕事だけでなく、女のすべてを教えてくれる
厳しくも優しい美紗は年上の女上司
フェラチオ接待、黄金色のストッキング……
倒錯に狂った青年が体験するリアルな日常!
みさ(32歳)課長
みこ 社長
本編の一部を立読み
「じゃあ、私の言うことに逆らっては駄目よ。フフフ、まさにセクハラ上司ね……でも、こんな美人課長にだったら、セクハラされたっていいでしょう?」
恥ずかしそうにうつむきながら、スラックスを、トランクスをおろす。
隆々と反りかえった男性が露呈する。
「あら、大きいじゃない」
いかにも遊びなれた風を演じ、指先で裏筋をなでる。
「ほら、そこに座って……ストッキングで擦ってあげる」
美紗は自分の足もとを指差した。
躊躇いを見せながらも、言われたまま腰をおろす和志。
「どう、こういうのって……気持ちいい?」
ストッキングに包まれた足の裏で肉茎を挟みこみ、ゆっくりと優しく擦りあげてゆく。
「んっ……い、いいです」
「そう、じゃあもっと気持ちよくしてあげようかな……」
たくましい肉茎を見せつけられ、美紗も激しく欲情していた。
口に含みたい。和志の肉棒を味わいたい。蕾の奥までうがたれたいと、牝の肉欲が疼いている。
ソファから床にヒップをすべらせ、和志と向き合うように座る。革張りのソファにはヒップの軌跡にそって、ナメクジが這ったような痕跡が残されていた。
「こんなに、ヌルヌルになってるわ」
先端に滲んだ透明の汁を指先ですくい雁首のくびれを刺激すると、肉塊の根元を強く握り締める。
「んぅ!」
ピクッと引き締まった腰が震える。
「ほら、お口でしてあげる」
肉の鞘をまっすぐに立たせると、美紗はソファとガラステーブルの間で窮屈に腰を折り曲げてゆっくり顔を近づけていった。
軽く先端に口づけをし、歓喜の雫を舐めとる。
「さ、佐伯さ……んっ!」
次の瞬間には一気に、根元近くまで呑みこむ。
美紗にも焦らしている余裕などなかった。しゃぶりたくてたまらなかったのだ。
(や、山根君。私、あなたのこと愛しているのよ。好きで好きでたまらないの!)
まるで思いのすべてを注ぐように、口腔のセックスを仕掛ける美紗。
喉もとに達するほど深く咥え、唇を絞り、激しく頭を上下させる。
舌を絡ませ、カリを刺激して、時には優しく突然に激しくストロークさせる。唾液をいっぱいにためて、ジュブジュブとふしだらな音を立てながら休みなく責めしごく。
「うぅ! す、すごい! あぅ……すごくいいよぉ!」
あまりの愉悦に、和志の腰も自然と、まるでなにかにとり憑かれたように、ビクビクと高回転でピストンする。