人妻二十七歳 身体を流れる魔の血淫

著者: 香山洋一

本販売日:1998/12/23

電子版配信日:2010/01/08

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0865-4

幸せに暮らしていた人妻に過去からのおぞましき使者が!

麗しき女体に潜む魔性を封印していたはずなのに、

20歳当時の牝奴隷写真を見せられ、渚の理性が狂いだす。

羞恥、隷従、奉仕、緊縛、張形、露出、浣腸……

あなた、許してください。渚は情けない恥ずかしい女なの……

甦る悦楽が27歳の人妻を悪魔のもとに走らせる!

登場人物

なぎさ(27歳)人妻

なほ 女子学生

本編の一部を立読み

「そこまでだ、安達」

氷高がパシッと渚の尻たぼを張った。悟の長髪をつかみ、渚のヒップから引き離す。

「あんっ、どうしてっ」

おあずけをくらった牝犬が、むずがるように鼻を鳴らす。開花しているふたつの穴は、どちらも淫らに潤い、パクパクとペニスを求めていた。

「とどめは俺のマラだ」

山岸が悟と渚の間に入った。鋼のような怒張をしごき、しっとりと濡れたアヌスへとあてがう。

「いや、いやっ」

渚は逃げようとした。しかし、その前に先端がめりめりっと入ってきた。

「痛、痛っ……ううっ、うう……」

汗の光る喉を晒し、渚は獣のようなうめき声をもらす。

裂けてしまうかと思ったが、女の身体は柔軟である。それはオマ×コ同様、尻の穴もそうだった。せいいっぱい開き、野太い鎌首を受け入れようとする。

「あ、あうっ……」

四つん這いの裸身があらたな脂汗でヌラヌラになった。濃厚な牝の匂いが地下室に充満する。

「苦しい……ああ、苦しいの」

「やめろ! やめてくれ!」

悟からは、山岸の尻しか見えない。渚がもらす苦悶のうめきが悟の心をかきむしる。

「あ、ああ……大きい、大きい……裂けちゃう……ああ、渚のお尻、裂けてしまいますっ」

これ以上、ひろげようがないくらい、渚の尻の穴が開いた。ずぼっと先端がめりこむ。

「うんっ……」

瘤のような先端が入ると、あとは楽だ。みしみしと軋ませながらも、少しずつ渚の後ろの穴へと怒張が侵入していく。

「あっ、ああ……だめ、だめです……」

完全に穴をふさがれ、渚は息もつけなかった。アヌス全体が燃えるように熱く焦がれ、七年間忘れていた背徳のエクスタシーが迫ってくるのをひしひしと感じた。

だめ……ああ、もう、だめ……。

頭のてっぺんから足の先まで、すうっと力が抜けて、渚の存在そのものが消えようとしていた。すべてを、このサディストに乗っ取られた。

「ア、アアッ……渚、イク、イク……イクうっ」

脂汗を振りまいて、渚はひたすら「イクッ」と叫びつづけた。

魂までゆさぶるようなアクメは、息つく暇もなく次々と襲いかかり、渚は喉が嗄れるまで叫びつづけた。

死ぬ……と思った時には「イクッ!」という自分の声も聞こえなくなった。

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