隣人は淫臭あふれる挑発未亡人と誘惑女子大生?
憧れのお姉さまに隠れ、おばさまが誘う倒錯性教育。
二人きりの下着ショー、沁みつきショーツのプレゼント。
あらゆる変態願望をかなえてくれる美しき熟れた女体に
少年は疑惑すら持たない奴隷へと悩殺される。
しかし、最後に陽平が選んだのは甘いフレグランスの……
あやね(21歳)女子大生
かな 未亡人
たまみ 女子学生
本編の一部を立読み
「陽平くん……」
潤んだ瞳を見つめ、甘え声で囁きかける。
「この前、どんなパンティを穿いているのかって聞いたよね?」
「うん……」
「見たい?」
小皺を寄せたタイトを両手で撫でおろし、指先を裾に引っかける。
「でも、ごめんね。穿いてないんだ、パンティ……」
にんまり口もとを弛めながら、太腿をひろげてゆく。
ストッキング好きの陽平ならきっと喜んでくれるだろう。
「パンスト、一枚だけだから……」
皮肉にもそれは、ボディコンシャスを着こなす継母から得た知識だった。
加奈はショーツのラインが出るのを嫌って、パンティストッキングを直穿きすることが多い。ノーショーツでも着用が可能なように、股間には木綿のマチが縫いつけられているタイプを、だ。
心地よいサポート効果に、ヒップラインも美しく整えられる。むろん、爪先ヌードに、パンティ部分の切りかえしもないオールスルーのタイプだ。
光沢系のナイロン糸は、白熱灯の明かりにキラキラと、オイルを塗ったように濡れ光り、その輝きはレースクイーンに勝るとも劣らない。
「ほら、ね……」
タイトの裾をウエストまで捲り、股間の付け根を眼下に晒す。
薄く張りつめたメッシュ布に、まるで海草のように黒々と恥毛が透けている。コットン素材のマチにはぼんやりと、陰部の造形までもうかがい知れる。
斑点のように滲んだ丸い沁みは、感じてしまった女の証だ。
「あぁ……」
感嘆の溜め息をもらし、左右の太腿にキスを繰りかえす陽平。
上目づかいに、股間の一点を見つめながら少しずつ顔を近づけてくる。
「ふう……はぁ……」
やおら鼻息が荒くなる。
蒸れた牝の匂いを嗅いでいる。
「あっ、やだっ! ちょ、ちょっと、匂いなんて嗅いじゃ駄目!」
恥ずかしさのあまり、綾音は乱暴に陽平の頭をはねのけた。
「あっ……」
悲鳴まじりの声に、力任せの抗いに、陽平は正気を取り戻したように顔をあげた。
開ききっていた瞳孔はギュッとすぼまり、悲しげで、悔しげな、なんとも情けない顔で瞳を見つめかえしてくる。
陽平がなにを考えているのか、そんなことはわからない。ただ、恥ずかしさだけが先走った。汚れたままの性器を愛撫されるなんて、そんなことさせられない。
女性の陰部など、この世で一番不潔なものだ。女だからこそ知っている。粘った分泌にまみれ、老廃物を滲ませて、腐敗臭さえ漂わせているのだから。