淫蝕秘密レッスン

女家庭教師と少年

著者: 香山洋一

本販売日:1995/03/23

電子版配信日:2010/06/18

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0608-7

みずみずしい女体をドス黒い縄で縛られて

恵梨香が強いられる恥辱のフェラチオ特訓!

教え子の少年に素っ裸の姿態を晒し、

欲望の視線に灼かれながら美肉は濡れていく。

恥態を見られる悦び、被虐への切ない陶酔……

21歳の女家庭教師を蝕む倒錯の秘密レッスン!

登場人物

えりか(21歳)家庭教師

あゆみ(24歳)義母

れいこ(28歳)その他

じゅんこ(25歳)女優・アイドル

みなこ 女優・アイドル

本編の一部を立読み

「ケーキを持ってきましたわ、弘樹さん」

ドアをノックして、あゆみは室内に声をかけた。

「どうぞ、義母さん」

弘樹の声がして、あゆみはドアを開けた。

「あっ……」

信じられない光景を目にしたあゆみは、ドアから一歩入ったところで足をとめた。

「どうしたの、義母さん。遠慮しないで、入っておいでよ」

椅子に座った弘樹が、何ごともないような顔で、義母を手招いた。

弘樹の横に立つ家庭教師の恵梨香は、いやいやとかぶりを振っている。

恵梨香は身体に何もまとっていなかった。一糸まとわぬ素っ裸で、机の横に立っていた。しかも、細い腕は背中にまわされ、二の腕と手首にどす黒い縄が喰いこんでいた。

「弘樹さんっ、これは、どういうことなの」

「恵梨香が裸でいることですか」

弘樹は慣れた口調で家庭教師を呼び捨てにした。

「そ、そうですっ」

あゆみの頭は混乱した。ヒステリックに声が昻り、弘樹の落ち着いた態度が恐ろしく感じられた。

「そんな恐い顔しないでよ、義母さん。たいしたことじゃないでしょう」

「たいしたことじゃないって……中山先生、裸じゃないの……それに、縛られているわ」

「恵梨香は好きで素っ裸になってるんですよ。三時間もつづけて勉強するのは大変だから、恵梨香のヌードでも見て、息抜きして欲しいって、いつもこの部屋に入ったら、すぐに服を脱ぐんだよ」

いつものシャイな弘樹とはまったく違った顔を、今、義母の前で見せた。

「自分から裸になるなんて……うそでしょう、中山さん」

「本当さ。なあ、恵梨香」

弘樹は、形よく張りつめた女子大生の乳房をつかんだ。下からすくいあげるように、ねっとりと揉みしだく。

「い、いや……奥さまが見ているわ……」

恵梨香は知的な美貌を真っ赤に染め、スレンダーな裸身を羞じらうようにくねらせた。

見事に均整のとれた素晴らしい裸身だった。ウエストの絞りこみが深く、逆にヒップにかけてのラインは、豊満な肉づきを見せている。細身だが、男の目をひきつけるバストもヒップも、充分に実っていた。

「やめなさいっ」

やや落ち着きを取り戻したあゆみは、部屋のなかに入り、ふたりに近寄った。

「中山さんから手を離すのよ、弘樹さんっ」

ケーキをのせたトレイをテーブルに置くと、白い乳房に喰いこむ弘樹の指を、あゆみは振り払った。

「大丈夫!? 中山さん」

手首に喰いこんだ、どす黒い縄を解こうとする。

「待ってください、奥さま……弘樹さまのお許しが出るまで、このままにしておいてください」

「なんですって……」

あゆみは自分の耳を疑った。

「まだ勉強、終わってないんですよ。つづけてもいいでしょう、義母さん」

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