義母・禁断週間

著者: 西門京

本販売日:2002/05/23

電子版配信日:2008/08/08

本定価:545円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1106-7

「お姉ちゃんはもっとエッチなことしてくれたけどな」
姉弟の危険な関係を知ったため、息子の欲望を満たすため、
由希子は息子の肉棒を、昨日も今日も咥えつづけるはめに……
強すぎる母性が新たな禁忌を呼び、女体が貪る魔悪の快楽に
理性がもろくも崩れ落ちていく皮肉、悲劇、秘悦。
「ああ、私は愚かな母」……禁断週間は今夜も終わらない!

登場人物

ゆきこ(30歳)義母

あき(18歳)姉

本編の一部を立読み

「あっ……裕ちゃん、そこは、駄目なのっ」
裕一が、うっすらと唇を開き、胸乳に向かって顔を伏せてきた。期待が、女の官能をいっそう高め、神経を敏感に研ぎ澄ます。ネットリと湿気を帯びた熱い吐息が、柔肌をザワザワと総毛立たせた。
息をとめてその瞬間を待ち構えていた由希子が、耐えきれずに息を吸いこんだとき、弾力性のある温かなぬめりが、ついに乳首にかぶさってきた。
「あんっ……」
過敏になった神経が、ヌルッと逆撫でされ、全身が蕩けそうになる。唇を尖らせた裕一に、赤ん坊のように乳首を吸われると、そこから身体が吸いこまれてしまいそうだ。
「ああ、裕ちゃん。そんなことして、赤ちゃんみたいよ」
快感を認めるのが恥ずかしくて、ふざけ半分にそう言うと、思いがけず裕一が、嬉しそうに顔をあげた。
「僕、ママの赤ちゃんになりたいな。いいでしょう、ママ」
「ああ、裕ちゃん……」
由希子の胸が熱くなった。なさぬ仲の義理の息子に、そこまで言われて、心を動かさない母親がいるだろうか。
「そうよ。裕ちゃんは、ママの赤ちゃんよ。もっとおっぱい吸っていいのよ」
夢中で叫ぶ由希子の心からは、中学生の男に乳首を与えるという行為が、どれほど不道徳で不謹慎なものかという思いも、半分消えかかっていた。
「ママ……」
裕一が、嬉しそうにほほ笑みかえしてくる。その天使のような邪気のない笑顔に、いっそうの愛おしさが募って、なにもかも与えてやりたくなる。
「ママも、気持ちよくなってくれてるんだね?……」
返事の代わりに、由希子は思わず裕一の顔を胸に抱き寄せ、つぶれんばかりにふくらみに押しつけて叫んでいた。
「ああん、裕ちゃん。ママも気持ちいいの。吸って、ママのおっぱい、好きなだけ吸ってちょうだいっ……」
今や由希子は、こみあげる快感を隠そうとするふりすら、放棄していた。
「うん、ママ……」
裕一の目が輝き、今度は、乳房にかぶりついてきた。小さな口をいっぱいにひろげ、小山のようなふくらみを、すべて口中におさめようとする。その無謀な試みが、乳房への彼の執着を物語っているかのようで、由希子の心は、限りない嬉しさにざわついた。
「あっ、いいわ。ママ、それ、いい……」
唾液にぬめる歯を、まるで鋤のように立てて、うねる柔丘をやさしく掘りかえす。
「もっとおっぱい噛んで。ママ、それ、大好きよ」
頂点にたどり着いた歯が、こわばりきった乳首をやさしく噛んだ。由希子は、もうどうなってもいいとばかりに悲鳴のようなよがり声をあげ、はしたなくも、うなじをのけぞらせていた。

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