本販売日:2003/03/23
電子版配信日:2008/04/04
本定価:576円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-1181-4
義理の姉として慕うには、瑞々しく魅力的すぎる。
未亡人として慰めるには、狂おしいほど艶めかしすぎる。
ふとした接触も、ベランダに揺れるセクシーな下着も、
もらす吐息さえも明生を惑わし、欲望を募らせる。
ひとつ屋根の下で二人きり、交わされるは禁断の!
他人だけど他人じゃない、彼女は27歳の若未亡人兄嫁。
りょうか(27歳)兄嫁
はるな(24歳)講師
本編の一部を立読み
「りょ、涼香さん……あの、な、なにを……」
「いいから、もうなにも言わないで」
そっと明生の足もとにひざまずく。
太腿を両手でさすりあげ、ジーンズの上から優しく若勃起を撫でつける。
「ちょ、ちょっと……まずいよ」
「なにがまずいの? 私の洗濯物で明生さんがなにをしていたのか、私は前から知っていたのよ」
腰を退き、手首を押さえつける明生に声色を重くして言ってのける。
「汚れた下着に悪戯して、いけないことをしていたじゃない」
「そ、それは……でも……」
「さあ、私が、してあげるから」
言いわけを探し求める明生の隙をついて、涼香は一気にファスナーをおろし、トランクスの前合わせのなかから肉塊を掴みだした。
「あぁ……」
久しぶりの「生モノ」に、赤剥けた怒張に思わず甘美な喘ぎが零れてしまう。
生温かな牡の恥臭にプックリと小鼻が膨らみ、淫らがましい吐息がもれてしまう。
「も、もう、こんなにして……明生さん、いけないひとね」
遊女になりきって柔らかく肉棒をしごいてゆく。
根元からグイッと肉筒を絞れば、鈴口からはヌメヌメしたカウパー汁が玉のように滲みでてくる。
「さあ、ソファーに座って」
小刻みに手筒をストロークさせながら、窓際のソファーに明生を追いつめる。
「うぅ……あ、あぁ、ちょっと……ま、待って」
懸命に手を振り解こうとしても、急所をしとめられては思うに任せない。
明生は情けなく腰をふらつかせ、尻餅をつくように座面に着座した。
「ど、どうかしてるよ、涼香さん……に、兄さんが……ううぅ、し、死んだばかり、なのに……」
雁首に巻きついた指先に、「手こき」の快楽に翻弄されながらも、明生は上ずり声で不埒な兄嫁を戒める。
つまり、亡き兄に対する罪悪感が、この私を求めようとする情念に待ったをかけているのだろう。
「ううん、勇一さんもきっと許してくれるわ。だって、彼が言ったんですもの。弟を、自分の代わりに……愛してあげて欲しいって」
夫の口からは聞くことができなかった最後の台詞を、涼香は自らの願望のままにつけ加えた。
「に、兄さんが、そんなことを?」
「ええ、それが遺言だから。それに、明生さんだって、私を……」
言葉を途中に、肉棒を解放すると、涼香はしずしずと腰をあげた。
挑みかかるような目つきで明生の瞳を見据えつつ、ブラジャーのホックをはずし、肩を撫でつけるようにストラップをおろしてゆく。
薄透けのカップが胸もとから剥がれ落ち、Eカップの美乳が露わになる。
赤らんだ乳頭はコリコリに勃起して、上向きに尖っている。