「今度はお母さんのアソコ、舐めてくれる?」
明良に全裸を見せつけながらたっぷりフェラチオを施し、
潤んで欲情した目で恥ずかしげに哀願する緋紗子。
ああ、私はいつから淫らな母になってしまったの?……
実の息子に抱かれて背徳の愉楽を貪り狂い、
今また純情な義理の息子にも熟肉を晒してしまう若淫母。
ひさこ(35歳)義母
本編の一部を立読み
緋紗子はクスクスといたずらっぽく笑うと、明良をなだめるように亀頭の先端にチュッと口づけをした。
「お母さんのこと、忘れられる? もう、こんなことをしてあげなくてもいいの?」
「ああ……そ、それは……」
チロチロと先端の亀裂に舌を這わせて、透明な前触れのしょっぱい味わいを堪能する。明良が降参するまで、とことんいじめてやろう。そんな残酷な衝動が、今の緋紗子を支配していた。
「どう? いいのよ、別に。わたしはこのままやめても……」
「お、お母さん……わかったよ。ぼくが悪かった。ね、お願いだから、ずっとつづけて」
興奮を高めては放りだす。意地の悪い繰りかえしに、ひとたび女と交わる悦びを知った肉体はひとたまりもなく降伏してしまった。
とはいえ、ここでやめてしまうのはいかにも惜しかった。緋紗子自身、このサディスチックないたぶりに、得も言われぬ興奮を覚えていたのだ。
確かな言質を取っておかなければ、また弱気になって怯えてしまうかもしれない。
「本当に? ずっとお母さんとセックスしたい?」
「そ、そうだよ。そう言ってるじゃないか。だから……ねえ」
もっとというように腰を浮かせる明良を無視して、ペニスを舌と手でいじりつづける。男の欲望を思うがままに操る悪女になったようで、気分は悪くない。
「でも、明良さんの言葉は信用できないわ。だって、さっきもひどくいやがっていたくらいですものね」
とぼけながら亀頭を口に含み、キャンディのように舐めしゃぶる。ビクンビクンと痙攣する肉から、明良の感じている度合いが伝わってくる。ギリギリまで高めたあげく、それ以上に快感が高まらないように舌の動きを加減してやる。
「あ、あああ、お、お母さんの意地悪っ!」
明良の切羽つまった声が耳に心地よい。自分にこんな嗜虐趣味があったとは、ついぞ知らなかった。
「わかった。なんでも言うこと聞くよ。だから、ねえ、お願いだよ」
「本当なの? もう二度と、お母さんとセックスしないなんて言わない?」
「い、言わないよ。だ、だから、早く!」
「ふふっ、いいわ。許してあげる」
緋紗子は心のなかで勝利の凱歌をあげると、口腔の分身を思いきり吸いたてた。
いたぶられつづけたこわばりが、ついに限界を越える。くぐもった叫び声とともに、明良の全身が激しく痙攣した。ペニスが何度も反りかえって、どこに残っていたのかと思うほど多量のスペルマが飛びだしてきた。
緋紗子は喉を鳴らして口腔に満ちた噴出物を呑みこんだ。ぬるっとした粘液が喉を滑り落ちていく。これこそが明良の若さのエキスであり、緋紗子になくてはならない栄養だった。