新妻と誘拐犯【密室の48日間】

著者: 北都凛

本販売日:2008/03/23

電子版配信日:2010/02/26

本定価:785円(税込)

電子版定価:880円(税込)

ISBN:978-4-8296-1563-8

(昼も夜も地獄よ……私が私でなくなっていく……)

歪んだ愛の標的にされ、安アパートに監禁された24歳。

誘拐犯の欲望のままに、淫臭漂う部屋で犯される日々。

両手拘束イラマチオ、バック姦、アナル開発……

眠る間もない凌辱が、瑞穂から誇りと理性を奪っていく。

48日間に及ぶ監禁生活の末、新妻が選んだ未来とは?

登場人物

みずほ(24歳)人妻

本編の一部を立読み

「や……私には夫が……ほ、他のことならなんでも、お願いですから」

瑞穂は後ろ手に拘束された不自由な身体で、布団の上をあとずさりする。凌辱の恐怖に涙しながら、ひきつった美貌を左右に打ち振り許しを乞う。しかし我れを失った俊輔は獣のように襲いかかり、抗おうとする下肢を強引に割り開いていく。

「ひっ、いやっ、やめてぇっ! ああっ、いやです、いやぁぁっ」

「どうしてわかってくれないんだ……ううっ、犯ってやる、犯ってやるよ!」

もう女体のなかに入ることしか考えられない。肉感的な白い太腿を押さえつけると、膨張しきったどす黒い亀頭で狙いを定める。

「お、お願いします、それだけは――ひいいいッ」

泣いて嫌がるのを無視して、怒りと性欲にまかせて剛根を突きこんだ。濡れそぼった泥濘に、限界まで張りつめた亀頭がズブズブと沈みこむ。

「うああっ、無理よ、くうっ、裂けちゃう……あひいぃぃぃぃぃぃぃッッ!」

瑞穂は眉を八の字に歪めると、絹を引き裂くような絶叫を噴きあげた。

だが、どんなに泣き叫んだところで、隣りの工場から響く騒音がすべてを覆い隠してしまう。人妻の眉間に深い縦皺が刻まれ、全身の毛穴からいっせいに汗が噴きだした。その苦悶に満ちた悲痛な表情が、さらに牡の興奮を煽りたてる。

「すごい、どんどん入ってく……ううっ、チ×ポが蕩けそうですよ」

涎れを垂らしてつぶやき、そのままの勢いで一気に腰を押しつけた。

「あううッ、だ、駄目っ、入って……うむぅぅっ、苦し……うぐぐっ」

長大なモノで串刺しにされた衝撃で、瑞穂が白眼を剥いてのけ反った。

これほどの巨根を受け入れるのは初めてなのだろう、あまりのショックに意識を失いかけているようだ。

「やった……やったぞ! 瑞穂さんとひとつになったんだ。僕のチ×ポが瑞穂さんのなかに入ってるんだっ」

半失神状態の人妻とは対照的に、俊輔はすっかり舞いあがっていた。

(もう僕のモノだ……今だけは僕の奥さんになったんだ)

ついに憧れ続けた女性と繋がることに成功し、長大なペニスを包みこむ生温かい媚肉の感触を堪能する。膣襞が拒絶するようにザワめいて、えも言われぬ快美感を生みだしていく。

「最高だよ。ああ、すごく気持ちいい……もう死ぬまで絶対に離さないよ」

両手を伸ばして、魅惑的な稜線を描く乳房を揉みしだく。まるでマシュマロのように指が沈みこむ感触は、成熟期にさしかかった女性ならではのものだろう。

「はぅぅっ、いや……ンンっ、太すぎるの……許して、うぅぅっ」

その声を聞いているだけで、快感は何十倍にもアップする。先ほどまでの激情は嘘のように氷解して、異様なまでの昂りが下腹部から全身にひろがっていた。

「瑞穂さん、僕たちセックスしてるんですよ……くううっ、瑞穂さんっ」

もう、これ以上は我慢できない。剛根と膣道を馴染ませると、さっそく呼吸を荒げながら抽送を開始する。じっくり楽しむつもりが興奮しすぎて力の加減ができず、いきなり激しいピストンになってしまう。

「くはッ、ああっ、駄目、ンンンっ……やっ、きついの、あああっ、抜いてぇっ」

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