僕と義母とランジェリー

著者: 櫻木充

本販売日:2006/01/23

電子版配信日:2007/12/21

本定価:765円(税込)

電子版定価:880円(税込)

ISBN:978-4-8296-1402-0

熟尻に食いこむTバック、女の蜜に濡れ輝くクロッチ。

清楚な義母のイメージとは裏腹な悩ましいランジェリー。

本当のママは淫らなの? 誰かの為にいやらしくなるの?

覗き見た淫下着に、僕の想いは乱れ、肉棒は熱く脈打つ。

遂には欲望のまま禁断の肉交を導く奸計を仕掛けてしまう。

32歳の女体がその時を密かに待ち望んでいたと知らずに!

登場人物

いずみ(32歳)義母

あさみ(29歳)叔母・伯母

みさき(18歳)女子学生

本編の一部を立読み

「そんな言葉じゃなくて、あるじゃん、ほら、オがつく名前が」

なかなか隠語を口にしようとしない母に、もどかしげに訴える。

どうしても母の美声で「オマ×コ」という調べを聞かせてもらいたい。

「さあ、知らないわね。お母さんは下品な言葉は使わないから」

「…………」

今していることのほうがよっぽど下品ではないかと、心のなかで言いかえし、不満げに唇を尖らせる。

「あのさ、女性のアソコって、その、汚れやすいの?」

「知っているでしょう、靖彦は」

毎晩母の沁みパンを弄んでいるくせにと言わんばかりの口調で、泉美はさらりと質問を受け流した。

「し、知らないよ、そんなの……ねえ、もっと近くで見ていい? 母さんのここを、アソコが当たってるクロッチってところ、もっと近くから見ていいよね?」

母の答えを待たずして、ガラステーブルを脇に押しのける。

フローリングの床にしゃがみこみ、泉美の股座と顔面を突き合わせる。

「ええ、いいわよ。お母さんのパ、パンティを……クロッチを、見て……ご、ごらんなさぁい」

間近に迫り来た息子の顔面に、にわかに声を裏がえらせる泉美。花芯をヒクヒク震わせ、愛欲の雫を滲ませて、クロッチの表面にじんわりと沁みを浮かばせる。

(うわ、うわっ! 沁みが出てきた。母さん感じてる……そうか、そうだった。母さんは、見られて気持ちよくなるんだから)

これも暗示の効果である。靖彦は三十センチと離れていない距離から二重布を見据え、薄っすら刻まれた秘唇の筋を、かすかに象られたラビアの形を網膜に焼きつけ、その内側に隠された美母の秘部をイメージした。

「…………」

泉美は大股開きのまま、息子に股座を視姦されている光景をじっと眺めていた。

頬を桜色に染めて、半開きの唇から熱い吐息をもらし、膣を収縮させるように秘唇を戦慄かせる。

「か、母さん……なんだかクロッチが濡れてるみたいだけど、どうしたのかな?」

ひときわ濃く大きく、一円玉大に滲んできた沁みに鼻先を近づけると、靖彦は意地の悪い質問を母に浴びせた。

「あ、あらそう? どうしてかしら」

「それに、なんだろう。すごく、ふぅ……ふぅ……甘酸っぱい匂いが、する」

小鼻を膨らませ、クロッチを透過して匂ってくる女臭を肺いっぱいに吸いこむ。

朝にシャワーを浴びたのだろうか。太腿からは芳しいボディソープの香りがする。毎晩の穿きふるしから感じられる蒸れ香はせぬものの、眩暈を覚えるほど強烈に匂っていた。生々しいフェロモンが、牝の発情臭がムンムンと……。

だが、匂いばかりでは物足りない。パンティを拝んでいるばかりで満足できるわけもない。

(いいじゃないか、我慢なんかしなくたって)

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