雪国温泉旅館【ずっといたいの】

未亡人義母、未亡人義姉、未亡人女教師と…

著者: なぎさ薫

本販売日:2019/03/22

電子版配信日:2019/04/19

本定価:763円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-4357-0

「ええっ!? 大雪と停電で一週間は外に出れない?」
雪深い旅館に閉じ込められた三人の未亡人と僕。
貸し切り状態の温泉で、朝も夜も溺れる酒池肉林。
献身フェラ、うねる騎乗位、露天風呂セックス……
混じり合う粘液、入り乱れる熟女たちの思惑。
誰かが孕むまで、チェックアウトはできません!

●もくじ


第一章 貸切温泉【初めてなんでしょ?】
       筆おろしは義母と露天風呂で
第二章 女体授業【孕ませてほしいの】
       女教師の甘美なレッスン
第三章 雪景色【ほら、ぬるぬるよ】
       兄嫁に子種をねだられて
第四章 恩師豹変【いじめてあげる】
       眼鏡の下の淫らな素顔
第五章 夜這い【まだ眠っちゃいやよ】
       布団に忍び込んできた熟母
第六章 三人同時に【最初は誰とする?】
       一番搾りを奪い合う熟女たち
第七章 七日目【ずっといっしょにいたい】
       母子が〝夫婦〟になった夜

登場人物

ひなよ 未亡人

ゆきこ(29歳)兄嫁

まゆ 未亡人

本編の一部を立読み

「凄い眺めだ。ママのお尻、真っ白で大っきくて」
 子供のように無邪気な感想を口にした良一が、尻たぶに抱きついて頬ずりをした。雛代も嬉しくなって腰をクネクネさせて応える。
 たっぷりとした尻肉を、良一の唇が小鳥のついばみのように何度も吸う。
「あん、いたずらしていないで。早く、ちょうだい」
 四十路の女が息子におねだりの声を上げてしまった。
(もう完全に良くんの飼い猫にでもなってしまったみたい)
「どこなの、ママ? 姿勢が変わったからわからなくなっちゃった」
 立て膝で雛代の腰を抱いている良一が、入り口に戸惑っている。
「ちょっと待ってね」
 股間から後ろに伸ばした手で肉茎を掴むと、秘孔に当てがった。動き始めようとしない息子に焦れて、自分から肉茎を迎え入れた。
(みっともないわ、中年女が自分から尻を振り立てて息子のちん×んをおま×こに呑み込んでいくなんて……でも、もうこれ以上は待ちきれないんだもの)
 夫の死以来、潜在意識の奥底に抑圧して沈めていた強烈な性的恍惚が、さっきの交わりで解き放たれていた。今はただ一匹のメスとなって雛代は尻を前後左右に振り立てた。
(ああ、私の中でゴリゴリと良くんのちん×んが旋回している。気持ちよすぎる)
 このままでは再び自分だけがエクスタシーを迎えてしまいそうだ。
「ママの動き、うっとりするほど気持ちいい」
「だめよ、良くんも動いて。突っ込んでぇ」
 悲鳴のような声が上がった。
「わかった、いくよママ」
 反り返った肉刀がずぶりと奥まで侵入してきた。
「ひ、ひいいっ」
 顎を仰け反らせて嗚咽を発してしまう。情けなくも、涎が唇の端から糸を引いて垂れ落ちた。
「この姿勢でのセックスもすごく気持ちいいよ、ママ」
 無邪気に良一は喜び、激しいピストンを繰り返す。その姿勢は雛代にとっても一段と深い快感を呼んだ。
 母と息子が獣になって交わっている。それも、背後から完全に息子に支配された形だ。
(そうよ、獣でもいいの……母と子の関係は獣と一緒でいいのよ……)

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