本販売日:2018/03/23
電子版配信日:2018/04/20
本定価:734円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-4287-0
「特別な治療をしてあげる。他の患者さんには内緒よ」
カーテンを閉めきった病室に響く舌を這わせる水音。
手足を骨折した陽一は、母と姉が勤める病院に搬送。
オナニーができないせいで四六時中勃起しっぱなし。
美姉に悩みを見抜かれ、手コキやフェラで問診。
お見舞いに来た叔母はベッドに漂う淫臭に気づき……
●もくじ
プロローグ
第一章 僕の叔母さまはニュースキャスター
第二章 秘密のサインは「今夜、行くわね」
第三章 ベッドの上で教わる四十八手
第四章 入院生活は地獄? 天国?
第五章 白衣の姉ナースvs. 淫らな美叔母
第六章 個室病棟に押しかけてきた母
第七章 リハビリ代わりの温泉旅行
第八章 罪な近親愛は蜜の味
第九章 子作りができるまで元気になって
エピローグ
ふじこ(34歳)叔母・伯母
さゆり(22歳)義母
めぐみ(21歳)看護婦
本編の一部を立読み
「お口でしてあげる。今度はもう少し長持ちさせるんだぞ」といたずらっぽく言った。
鈴口に姉の唇が押し当てられる。そのまま、吸引されるかのようにペニスが口のなかに吸い込まれていく。
(ああっ、姉さん……ち×ぽで身体全体が釣り上げられているみたいだ……)
じゅぶ、じゅぶという淫靡な音が響く。
「姉さん……この音、ほかの患者さんに聞こえないかな?」
うっとりした目で女は少年を見上げると、ペニスを口から引き抜いた。
「だいじょうぶ。みんなリハビリや検査であと一時間は戻らないわ」
女の口端からはよだれが糸を引いている。掌で陽一の長いペニスを下腹に押し付けるように持ち上げると、剥き出しになった淫袋を舐め上げた。
「ひいっ、姉さん、気持ちいいっ」
誰にも聞かれないという安堵感から、悲鳴のような快感の声が出た。
姉の舌が袋の皺をくすぐった後、肉棒の裏筋に沿って這い上がる。股間から官能が背骨を貫通する。
ひと舐めごとに、(気持ちいい?)と確認するかのような瞳が下から見上げる。
「あうっ……ひいい……」
手足の不自由さも忘れて、快感に陽一の全身がうねる。
少年の反応に嬉しさをこらえきれない風情の恵が、再びペニスを呑み込む。唇が根元まで到達する前に、先端が喉の奥に突き当たる。むぐっ、と一瞬苦しげな声を漏らしながら舌と軟口蓋で肉茎をこね回す。
「あおっ……す、すごいっ」
女の瞳は、快美感の熱に浮かされてみるみる潤んできた。
気がつくと、恵の左手がスカートの中に這いこんでもぞもぞと蠢いている。
(ああっ、姉さん、オナニー始めたんだ)
女の股間から、くちゅくちゅという卑猥な音が響き始めた。じゅるる、じゅるるというペニスを啜る音と重なって、淫乱な二重奏が奏でられている。看護師の制服に包まれた豊かな尻が、くなくなと揺れている。
「あ、あ、あうっ……むぐぐう」
女は肉茎を吸いたてるスピードを上げながら、自分の快感のあえぎ声もこらえきれなくなっているようだ。
こんな真っ昼間に、病院のベッドで制服の看護師にペニスをしゃぶらせている。しかもそれは実の姉なのだ。
(いけないことかもしれないけど……気持ちいいっ……)
陽一の官能が絶頂に近づきつつあった。
「姉さん、出ちゃう」
上目遣いに(いいわよ)と微笑むと、恵は口内の吸引を一気に強めると同時に、右手で陰嚢を軽やかに揉みしだいた。快感の怒涛が陽一に襲い掛かる。
スカートの中で指の動きも速度を増したようだ。くちゅくちゅという湿った音とともに、濃厚な雌の匂いが漂ってくるようだった。
「あうっ、うっうっ、いくよっ」
姉の口に溢れるほどの精液が迸る。
女は眉間に苦し気な皺を寄せながら、口腔いっぱいに弟のザーメンを受けとめた。それでも口内に収まりきらなかった粘液が唇の端からこぼれ出て、あわてて女は右掌を顎の下にあてて受けた。