僕の美獣【新妻姉と美少女】

著者: 櫻木充

本販売日:2006/10/23

電子版配信日:2008/09/26

本定価:713円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-1461-7

「やっぱり私が出してあげないと溜まっちゃうの?」

艶やかな美臀を晒し、弟の勃起に跪く新妻姉・祐奈。

「美波は見られてるとエッチな女の子になっちゃうの」

制服のスカートを捲り、無垢な秘唇で誘う美少女・美波。

禁断の一線を超えるのは、新妻姉が先か美少女が先か!?

17歳の肉棒を奪い合う、破廉恥すぎる僕だけの美獣×2。

登場人物

ゆうな(26歳)人妻

みなみ(14歳)美少女

本編の一部を立読み

美波のなかに入るたび、自分は頭の片隅で思っていた。果たして姉のなかはどうなのだろうかと、どれほどの悦びを自分に与えてくれるのだろうかと……。

いつしか躊躇いは消え去り、心に感動が満ちてくる。

積年の夢が今現実になるのだと、ようやく実感がこみあげてくる。

(するよ、俺、セックスを……お姉ちゃんのなかに入るからね)

耕司はそそくさとベッドに身を乗せ、M字開脚の股座と向き合うように膝をついた。反りかえった陰茎をしっかと握り締め、剥き身にされた花芯の中心部に肉の頂をあてがう。

「はぁ……」

膣口と触れ合っただけですぐに違いがわかった。未成熟な蕾とは較べようもないほど柔らかいと、煮こんだゼラチンのように粘膜が蕩けていると……。

軽く腰を入れただけでヌルンッと鎌首が呑みこまれる。

まるで胎内から吸いつかれているような錯覚に見舞われる。

耕司はレオタードに包まれた乳房にかじりつくようにして、一気に怒張を嵌めこんだ。

「うああぁ……あ、あっ!」

思わず情けない嗚咽がもれてしまう。それほどに心地よい肉壺だった。

複雑に折り重なった肉襞がウネウネと亀頭に絡みつき、敏感な雁首が粘膜に舐めまわされる。これほど挿入がスムースなのに決して緩くはなく、狭いだけの美波の膣よりむしろ圧迫感があり、鎌首がみっちりとつぶされる。

美波の膣に入る、その悦びは回を重ねるごとに大きくなっているし、少しずつ自分という男に馴染んでくる肉体が愛おしくて堪らなくなってもいるが、姉の膣は初めからすべてが弟のためだけに作られているかのような密着感が味わえた。

膣路も長く、美波よりずっと深く嵌められる。発達したラビアと土手高の大陰唇にも一体感が高められ、腰を振らずにはいられなくなってしまう。

が、しかし……。

やにわに祐奈の口から零れたひと言に、耕司ははっとして身を硬直させた。

いったいなにを意味しているのか、祐奈は「嘘」と、くぐもった声で呟いたのだ。

「なに、嘘って?」

「えっ、あの、ううん、違うの。そうじゃなくて、私……」

これが初体験のはずなのに、まったく痛みがないと、それどころか怖いくらいに感じてしまいそうだと、言いかけた口を途中で閉ざす。

「そうじゃないってなに? なんなんだよ、嘘って?」

姉の物言いに不安になって、耕司はおずおずと腰を退いた。

「あっ、駄目、抜かないでっ……いいの、すごく気持ちがいいのよ。こんなに、その、耕司がいいなんて私、驚いて、だから、嘘ってつい言っちゃっただけ」

人差し指を唇で食み、恥ずかしげな口振りで理由を伝えると、祐奈は眉をハの字にさげ、艶っぽく瞳を潤ませてセックスのつづきを弟にねだった。

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