スマホを教室に置き忘れたら……裏アカの妄想SNSを読みながら
陽キャ金髪ギャルの来宮リンナが興奮発情して変態オナニー中!
「セクシーアイドルになりたいの! アタシのエロの先生になって!」
僕の願いを全部叶えてくれる性知識皆無の純粋無垢なギャルガール!
オタクに優しいうえ、マゾにまで目覚めていくエロエロボディ!
鷹羽シン書き下ろし、彼女は僕だけの黒革エナメル手袋の奴隷ギャル!
(文庫換算150ページ)
●もくじ
第一章 スマホを教室に忘れたら → 陽キャギャルがオナってた!
第二章 陰キャご主人様と陽キャM奴隷の初フェラチオ顔射レッスン
第三章「アタシにセックスを教えて」一線を越えて撮影するイキ顔
エンディング 君は僕だけのM奴隷ギャル
来宮リンナ 女子学生
本編の一部を立読み
(来宮リンナが、僕のスマホを見ながら胸を触ってる……。開きっぱなしにしたままの、『リアラ』がM奴隷に堕ちてゆく様子を書いた裏アカを見ながら……。まさかエロいラノベみたいに、書いた内容を現実にする能力が発動したのか? 僕は……能力者だったんだ!!)
眼前で繰り広げられるあまりに非現実的な光景に、純也は己に超常的な力が発現したのではと、中二病らしい発想に陥る。
そうとでも考えなければ、目の前の状況に説明がつかなかった。
廊下で拳を握りしめ一人で盛り上がる純也をよそに、頬を赤らめたリンナは震える指でもじもじと、ブラウスのボタンを一つ一つ外してゆく。
やがてはだけたブラウスから露わになる、ピンク色の可憐でありつつもセクシーなブラジャーと、着衣の上からの想像を遥かに上回るツンと前方に突き出た美巨乳。
(ううっ! き、来宮リンナの、ブラだ……。スゴイ……オ、オ、オッパイ……あんなに大きかったのか……。エ、エロすぎる……ゴクッ)
脳内妄想では日々ご主人様として超美少女を相手に居丈高に振る舞っている少年だが、実際には交際経験もない童貞少年である。
初めて目にする異性の生肌に興奮が止まらず、教室の扉に貼りつき生唾を呑む。
一方、リンナは教室外の気配に気づくことなく陰キャクラスメイトのスマホを凝視し、裏アカに綴られた淫らな美少女と同様の行動を取る。
「えぇと、次は……。『ブラの上から乳房の』……え、なんて読むのコレ……先っぽってこと? 先をつまむと……電……でん……あ~、もう! 読めない漢字ばっかジャン。電なんとかがビリビリ……ああ、電気みたいなカンジね」
明るく気さくだが勉強においては正直なところ芳しくない美少女は純也が紡いだ漢字の羅列に悪戦苦闘しつつ、なんとか内容を自分なりに噛み砕き理解してゆく。
細く長い指が、ピンクのブラジャーにうっすら浮かんだ突起のシルエットをそっと摘まむ。
その瞬間、リンナのしなやかな肢体は裏アカに記された通り、いやそれ以上にビクビクッと跳ね、まさに電気が走ったかのごとく激しく震え上がった。
「ひあぁんっ!? な、なにコレ、スゴイィッ! マジでオッパイ、ビリビリして……アッアッ……。こ、こんなの……知らないよぉっ……!」
紺のハイソックスに彩られた美脚をピーンと跳ね上げて上履きの先をヒクヒクと震わせ、切なげにキュッと瞳を閉じテロンと舌を垂らして悶える美少女。
扉越しに届いた初めて生で耳にする悩ましい女の声に、純也はたまらず腰をガクガクッと震わせる。
学生ズボンのなかでは、大きく盛り上がった股間の先端からパンツのなかにカウパーがドプッと漏れ出ていた。
(来宮……乳首で、感じてる……。めちゃくちゃ身体、ビンカンなんだ……。でも……ヤリ慣れてる感じじゃなさそうだな。てっきりビッチだと思ってたけど……)
陽キャなギャルなんて、ちょっと顔とノリがいい相手を見つければ簡単に股を開いてハメまくる、節操のない動物に違いない。
そんな歪んだ偏見を抱いていただけに、見た目の華やかさとは裏腹に性経験に乏しそうな反応を示すリンナに驚くと同時に、なぜかホッと安堵する純也であった。
しばし天井を見上げて呆然としていたリンナだったが、肢体のわななきが徐々に収まると、再び指が尖りを増した乳首を弄りはじめる。
手入れの行き届いた長い爪が布地の上からカリカリと突起をこそぐたび、鮮烈な快感が走るのか甲高い喘ぎがキャンキャンと子犬のように漏れる。
「アンッ、アンッ……アヒッ、キャヒィンッ! 乳首、すんごくピリピリしてるぅ……。ヘンなカンジなのに、やめらんない……指、止めらんないのぉっ……!」
乳首への刺激は、快感の発散に繋がるどころかみずみずしい肢体に溜め込まれるばかり。 リンナはいつしかスマホを置き、両手で左右の乳首をブラの上から執拗にくじりまわす。
超美少女の拙くも懸命な乳首オナニーは、どんな過激な妄想よりも強烈な興奮をもたらし、純也は扉にへばりついて凝視しながら無意識に腰を振りたくり勃起を揺らす。
やがて布地越しのもどかしい快感では我慢できなくなったのか、リンナの長い指が下からブラジャーの内に潜り込んでゆく。
ゆっくりと捲れてゆくピンクのブラジャーを純也は食い入るように見つめ、淫猥な突起の露出を今か今かと息を呑んで待ちわびる。
(いいぞっ、そのままブラを捲れっ! オッパイを丸出しにして、やらしく勃起した乳首をシコリまくるんだっ! チクオナでイケッ、イッちゃえっ!!)
裏アカに綴ったリンナをイメージした少女『リアラ』は、無人の教室で自慰により絶頂を迎えて失神し、その姿を目撃され盗撮されたことで牝奴隷へと堕ちてゆく。
都合のいい創作にしかすぎなかったシチュエーションにあの来宮リンナが本当に陥ろうとしている事実に、純也はえもいわれぬ興奮を覚え、今か今かと待ちわびる。
だが、あまりに興奮しすぎたせいだろうか。
激しく腰を揺するあまり、かつてないほど肥大化した股間が教室の扉にぶつかり、ガチャッと大きな音が響いてしまった。
突然の物音に、リンナは迫りくる快感で背筋をクイィッと仰け反らせながら純也が佇む方向を振り返る。
見開かれた互いの視線が交錯し、唇がパクパクと開閉する。
そして……。
「えっ……! エロくん……? ……ひゃわあぁぁーっ!?」
秘め事を覗かれていた羞恥による怒声が上がるよりも先に、大きく仰け反っていたギャルの肢体は驚いた反動でバランスを崩し、勢いよく後方にひっくり返る。
数秒の後、ドガシャーンッと派手な爆音が響き渡り、純也は思わず惨状に両手で目を覆う。
放課後の教室内に満ちていた淫靡な空気は、あっという間に霧散したのだった……。