本販売日:2000/09/23
電子版配信日:2009/09/11
本定価:545円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-0987-3
百合とおばさん、どっちのほうが気持ちいい?……
義娘の知らないところで少年に姦技を教授する麗子。
青い肉茎から白濁液を啜り、童貞まで奪う姿には
母親としての理性もたしなみも感じられない。
ただひたすらに求め合う許されない背徳の禁悦。
恋人のママは、彼女より綺麗ではるかに淫らがましい。
れいこ(27歳)人妻
ゆり 女子学生
本編の一部を立読み
「おおっ!……おばさん、すごいよ。おばさんの口のなか、ヌルヌルして熱くて、こんなの初めてだ」
少し意地悪な気分に襲われて歯を軽く立てると、康彦が獣のように呻いた。
「おばさん。僕、もう駄目だ。イキそうだ」
(えっ? もうなの。ど、どうしよう……)
このままでは、口のなかに放出してしまいかねない。さすがの麗子にも、そこまでの覚悟はできていない。初めての行為へのチャレンジに、さすがにためらったものの、すぐに百合への対抗心が麗子の心を決めさせた。
(いいわよ、出してちょうだい。わたしが、康彦クンのミルクを呑んであげる。処女の百合には、こんなこと、できやしないんだから)
首を縦に振り、準備ができていることを告げようとする。だが、切羽つまっている康彦に麗子のそんな気持ちを理解する余裕はない。
かえってその動作が激しい摩擦を生んで、生々しい刺激となる。康彦は、麗子の髪をわしづかみにすると、彼女の頭を思いっきり引き寄せて荒々しく叫んだ。
「おうっ!……」
「んぐ……ぐぐ」
心構えはしていたものの、タイミングをはずされて麗子は、窒息しそうになった。
おまけに、康彦が噴出させた粘液の量は、麗子の予想を遙かに超えていたのだ。それまでとは比較にならないほどの強烈な匂いが、鼻孔に充満してきた。
一瞬ためらったが、麗子は苦しさも手伝って口のなかの液体を、ゴクリと喉の奥に呑みこんだ。
(ああ……呑んでる。わたし、男の人のものを呑んでる)
不思議と、穢されたという思いはなかった。それどころか、喉を滑りおりる男の精のエネルギーが身体の奥に染みこんでくることで、自分が相手の男の色に染まっていくような気がして、なぜだか嬉しくてならない。
康彦は、まだ夢を見ているかのように、ぼうっとした表情をしている。それほど満足させてあげたかと思うと、女としての誇りさえ感じるのだった。
「あ……お、おばさん、ごめんなさい」
視線が合うと、康彦は顔をカアッと真っ赤に染めた。まるで、いたずらを見つかった子供のように恥ずかしそうに前を隠そうとして腰をずらした。
口のなかから、わずかに硬さを失った肉棒が、麗子の唾液にまみれてずるずると引きずりだされていく。
(ああん、もっとしゃぶって、いい気持ちにさせてあげたいのに……)
名残り惜しく思いながらも、麗子は彼に逆らわなかった。これからは、何度でもその機会はあるはずだ。
康彦は、恥ずかしさにいたたまれないというように顔をそらせている。精液を呑ませてしまったことで申しわけないという思いをしているのだとしたら、その思い違いを解消してあげなければならない。
「フフッ……美味しかったわ、康彦クンのオチン×ン……」