2.14の悲劇

かくて相姦生活は始まった

著者: 但馬庸太

本販売日:2011/01/23

電子版配信日:2012/02/03

本定価:785円(税込)

電子版定価:880円(税込)

ISBN:978-4-8296-1767-0

「義母さんの××のお蔭で、最高のバレンタインだね」
2月14日、熟母の貞操は義息の剛直に奪われた。
寝室、玄関、庭園…その日を境に自宅は淫檻と化した。
逃げ場もなく恥態を晒す母の姿に啜り泣く二人の娘にまで、
獣欲を剥き出しにした邪眼が向けられていた……。
35歳、23歳、16歳…三匹の美畜が飼われる相姦生活!

<もくじ>

第一章 相姦生活 知ってしまった義母の秘密
第二章 相姦バレンタイン 悲劇は突然に
第三章 相姦包囲網 崩れゆく三十五歳の貞操
第四章 相姦処女 レイプコンプレックス
第五章 相姦儀式 美妹・コスチューム狩り
第六章 相姦少年 初めて姉に女を感じたとき
第七章 相姦誕生日 姉は母と妹の眼前で……
終章 相姦三重奏 淫獣に憑かれた女家族たち

登場人物

たまき(35歳)義母

ゆか(23歳)姉

あすみ 妹

本編の一部を立読み

「嬉しいよ。僕とのセックスでこんなにも感じてくれてるんだね」
「ち、違うわっ、もう許して……はあ、あんんっ! だ、誰か助けてっ!」
凌辱されているのに濡らしているという事実が恐ろしくて、環は恥も外聞もなくとうとう声を振り絞って助けを呼ぶ。しかし閑静な住宅街といえど、広い屋敷の中からの叫びには限度があった。窓から外へ若干漏れる程度の声量では、隣接している家どころか庭にさえ届かない。
「助けなんて来ないよ。ふふ、どう? 誰にも救いの手を差し伸べられない苦痛は」
「だ、誰か……はあぁっ! いや、動かさないで……ああっ!」
修二の目が妖しく光り、両手が足首から離れ腰をがっしりと掴み、ピストン運動が殊更に激しく強くなっていく。僅かな希望にすがろうとしても全力で叩き潰され、さらに恥辱と絶望に顔を歪める環を見て、修二は満たされるような笑みを浮かべる。
環は悔しさに打ち震え、眉間に皺を寄せて快楽に震える義息を睨みつけた。
「あ、あなた狂ってるっ! こんなことをしても虚しいだけよっ!」
「虚しい? 僕はこれっぽっちも虚しくなんてないよ」
力を振り絞った一言はあっさり一蹴される。腰を振る修二の表情がますます恍惚に蕩けていくようだった。
「散々僕のことを馬鹿にしてくれた環さんを苦しめてるんだ。虚しいわけないだろ」
修二が笑みを深くすると、環は思わず短く悲鳴を上げていた。己の思い込みと日々のストレスの中で、十七歳の少年の心には悪魔が宿っていた。滲み出る凶悪な感情に首を絞められるような錯覚を味わう。浮かび上がった狂気という表現しか似合わない表情に、抵抗の一切を刈り取られる。
被害妄想だと一喝することさえ躊躇われる。不用意な一言を発して、さらなる凌辱に発展することが単純に怖かった。何をするかわからない恐怖が今の修二にはある。
「許して、本当に、本当にそんなつもりはなかったの……」
「もう何もかもが遅いってわかるだろ環さん」
悪魔のような表情を苦しげに歪めて、修二は腰の動きを速くしていく。額から鋭角なラインを描く顎に流れた汗が環の下腹部に垂れ落ちる。激しさに拍車がかかり、少しずつ呼吸が荒くなっていく。
(ま、まさか修二くん……)
貫かれ悲鳴じみた声を発しながら、環は義息の動きに嫌な予感を覚える。想像が像を結ぶと、恐怖で頭が真っ白になっていく。
そして悪い予感は往々にして良く当たる。ぬかるんだ肉洞を突き続ける修二が顔を上げて目を合わせると、薄い唇をゆっくりとつり上げていく。
「し、修二……くんっ、あひ、んっ。あなた、まさかこのまま……ひぃっ、んあっ」
「ふふ、僕が何をする気か気づいたの?……そうだよ。このまま膣内に出すんだ」
「──っ! い、いやっ! そ、それだけは絶対にいやっ!」
本気の拒絶も押さえつけられた身体は身じろぐことさえままならない。縛られた腕は長机をがたがたと揺らすだけに留まり、解放されたはずの両足は間に割り込んだ修二の胴体に動きを制限されている。本当に何もかもが遅かった。暴虐の果てを止める術を環は何ひとつとして持ってはいなかった。
「いやぁっ! ダメよっ、膣内に出すなんて、そんなことしたら」
「うあ、すごっ……、暴れたらオマ×コがめちゃくちゃ締まるっ」

続きを読む

本の購入

定価:785円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

電子版の購入

定価:880円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

電子版の購入

定価:880円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

本の購入

定価:785円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます