本販売日:2014/01/23
電子版配信日:2014/05/09
本定価:734円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-1979-7
無防備な母の寝姿を見た瞬間、俊司は淫獣になった!
「母さん、全部さらけだして。もっと卑猥になって」
荒い息を吐きながら熟れた女体にのしかかる少年。
母であることを忘れ、息子であることを忘れ、
密室で憑かれたように互いの身体を貪り合う二人。
相姦の迷宮に実母と新任女教師まで引き摺りこまれ……
<もくじ>
第一章 屈折 母への歪んだ愛
第二章 浴室 射精(そそ)がれつづける義母
第三章 烙印 息子の女(モノ)にされて
第四章 妄執 生みの母【三十八歳】
第五章 泥濘 肉交で深める母子の絆
第六章 堕落 二匹の母恋人(ドレイ)
第七章 螺旋 新任女教師【最後の贄】
エピローグ
まり(32歳)義母
はるみ(38歳)実母
きょうこ(25歳)女教師
本編の一部を立読み
(入った。入ったぞ! ついに麻里さんの膣内に入ったんだ!)
躊躇いはなかった。腰に力を込めると同時、一気に麻里の淫裂を貫いていた。
挿入した途端、熱い粘液と膣圧に肉棒を握られ、俊司は歓喜の声をあげた。
初めてのセックスを憧れの女性に捧げることができた悦びで、脳内で大量の快楽物質が放出される。
入れた瞬間にイキそうになる。という言葉を、俊司は身を以って体感した。
「いやぁっ! 抜いて、こんなのダメ。早く抜いてぇっ」
愉悦に浸っていると、麻里は首を千切れんばかりに振って叫んでいた。
嫌がられているのは分かっている。道徳的にまずいのも当然承知している。それでも俊司は麻里と繋がりたかった。
見捨てられるのが怖かったのもある。しかし心の大部分を占める感情はやはり、麻里を手に入れたいと願う気持ちだった。
「抜かないよ。麻里さんが俺だけの女性になるって誓うまで、抜かない」
「な、なによそれ。そんなの認められるわけがない」
麻里が睨んできても今の俊司には心地良い。
「なら、それでもいいよ。代わりに俺は麻里さんを抱き続けるだけさ」
口から吐き出した本音に、麻里が美貌を引き攣らせた。
俊司は義母が見せる表情をキレイだと思った。場にそぐわない考えだったが、麻里を犯す全身に力が漲っていく。
「抜きなさい! これ以上動いたら、どうなるか分かってるの」
「どうなるのさ? あぁ、気持ちよくなるってことだけは分かるよ」
「そういうことを言ってるんじゃ、あ、ひぁ、ダメよ。う、動かないで、あぁあっ」
どうなるかなんて考えなかった。俊司は眼前で喘ぐ継母を見下ろして笑んだ。
出会ったすぐに憧れ、実父に強烈な嫉妬を覚えていたのだと、今なら分かる。
だからこそ俊司は麻里が欲しいのだ。自分と心を通わせてくれなかった父のような男に、これほど良い女性が添い遂げるのは間違っていると確信した。
「どれだけ言葉を重ねても無駄だよ。俺はね、絶対に麻里さんを手に入れるって決めたんだ」
「そんなの間違ってる。私はあなたの母親で、こんなことは許されない」
「分かってるよ。そんなこと。でも、だからなに? もう関係ないよ」
一生秘めておくべき感情はすでに発露してしまった。抑えていた劣欲の存在を教えてくれた麻里を目の前にして、止まれるわけもなかった。
「俺も親父や母さんみたいに好きに生きるんだ。麻里さんを手に入れてね」
「う、うそ。中で大きくなって、あ、あぁああっ!」
わずかに引き出した剛直を突き下ろすと、麻里が仰け反って喘いだ。
憧れた女性から放たれた猥雑な声音に、義母を驚かせた肉根がさらに太く硬くなる。
「うっ、き、気持ちいい。これが麻里さんの感触なんだね」
麻里の言動を押しのけ、自らの歪んだ気持ちを吐露した俊司は、今さらながらに女壺の肉圧を味わわされて呻いた。
奥へ行くほどに柔らかい粒々が猛芯を締め付ける。当たり前だが舌で弄ったときとはまったく違う動きに、感動すら覚えた。
「お願い、ダメ、動いちゃ……ひぃっ、くぅん」