凌辱バスツアー

著者: 海堂剛

本販売日:2000/04/23

電子版配信日:2009/10/09

本定価:545円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0960-6

入浴中の温泉に入ってきたのは怒張も露わなツアー仲間!

羞恥や戸惑う間もなく股を割られ恵美の媚肉が穢された!

激しい抽送と罵りのなか、22歳の女体に犯される悦びが……

失恋の痛みを癒すバス旅行が看護婦に女を呼び起こす

凌辱が、暴力的な肉交がこんなに気持ちいいなんて……。

レイプの魔楽に溺れたのは、恵美だけではなかった!

登場人物

りな 人妻

えみ(22歳)看護婦

ゆうか バスガイド

たかこ(25歳)女教師

しょうこ 女子学生

本編の一部を立読み

性器を口で愛撫するなんて、不潔よ!……

そう思っていただけに、男がそれを要求しないことに、ある種の安堵を覚えていたのだった。

いやよ、こんな不潔な行為って……。

秘孔のなかを這いまわる男の舌先の感触に、身震いするようなおぞましさを感じながら、恵美は大路の執拗な攻撃に必死に耐えていたが、それは長くはつづかなかった。

な、なに? なんなの、これって……。

頭のなかでは不潔だと思っているのに、肉体が別物のような反応を示しはじめたのである。

わたし、そんな女じゃないのに……。

自分では、こういう行為を不潔でいやらしいと断定しているつもりなのに、なぜか快感に女体が震えてきたのだった。

どうしてぇ……。

自分がわからなくなり、恵美はパニック状態に陥っていた。

どうして、こんな気持ちになるの……。

大路の舌が蠢くたびに、爪先から頭の芯まで快美な衝撃が走り抜け、恵美は上体をのけぞらせて呻いた。

「ううっ……いやよ、いやっ!」

「ふん、よう言うよ。それじゃ聞くけどな、いやって言ってるやつが、どうしてマン汁を垂らしてるんだよ。えっ」

大路は鼻先でせせら笑った。

「そ、それは……」

「マン汁ってのはな、気持ちよくなきゃ出てこないんだよ。本当にいやだったら、オマ×コのなかは乾いてるはずだろうが」

「ですから、それは……」

反論したくても言葉が出てこなかった。大路の言っているとおりなのだ。意識ではいやだと思っているのに、快感を覚えているのはまぎれもない事実なのだった。恵美の秘芯は火照って緩み、トロトロと蜜液をしたたらせていたのである。

「べとべとにオツユを垂らしながら、いやもないもんだぜ。この大嘘つきのスケベ女が!」

罵声を浴びせながら、ピンクの淫裂を割って指を差しこみ、大路は柔らかな肉襞を擦りたてた。

「この音はなんなんだよ」

指を動かすたびに、ニチョッと湿った密やかな音が耳を打つ。

「ああ、恥ずかしい……」

恵美は白い頬をピンク色に染めた。女体が勝手に反応しただけだなどという弁解は通用しないだろう。嘘つきと罵倒されても、それに反論できない自分が情けない。

どうして……。

心では嫌悪しているはずなのに、心とは別物のように官能の暴走をはじめた肉体が、恵美は恨めしかった。

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