六人の人妻
本販売日:2004/10/23
電子版配信日:2007/08/01
本定価:597円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-1313-9
「今夜だけは、夫のことを忘れていたいの」
結婚指輪をはずし、若妻は羞じらいに目を伏せた。
両足を広げさせ、男は禁断の秘所へ顔を埋めていく。
唇を噛んで嗚咽をこらえる姿は、たまらなく淫靡だ。
人妻秘書を抱き、熟夫人と契り、妻の妹と交わる。
秘姦――それは冒してはならない大罪【タブー】!
なみえ(28歳)人妻
しょうこ(20歳)人妻
ひでみ(31歳)人妻
あやの(26歳)人妻
りょうこ(39歳)人妻
本編の一部を立読み
義妹のぬくもりに、川村は嘆息をもらした。
彼女の夫以外では、俺が初めてこの感触を味わっているのかもしれないな……。
鳥肌が立つような優越感をおぼえる。
また、妻の妹と交わろうとしているという背徳の感情が、腹の底から湧きあがってくるような欲情を喚起させていた。
川村は亀頭を女裂の下方に押しつけ、淫裂をぐりぐりとこねた。笙子の蜜孔は、淫裂の下方近くにある。そこに埋める前に、亀頭にもたっぷり愛液をまぶした。
「入れるよ、笙子ちゃん」
「ああっ……ちょっと、怖い。お義兄さん」
「大丈夫」
笙子をリラックスさせようと、川村は唇をほころばせた。
腰に少し力を入れ、亀頭を女裂に押しつける。笙子ははっと息を呑み、唇を真一文字に引き締めた。
少しずつ淫棒に負荷をかけ、ミリ単位で肉穴に押しつけていく。笙子の蜜孔はきつく口を閉ざしており、容易には男根の挿入を許してくれそうではなかった。川村はわずかに腰に力を入れた。
「あっ! うっ!」
笙子が顔をしかめた。経験の少ない彼女には、自分の肉棒は少し大きすぎるかもしれない。
「痛くても力を抜いて。もう先っぽが入ってるよ、笙子ちゃん。もうちょっとだ。もうちょっと我慢したら、愛し合えるんだよ」
川村は優しく語りかけながら、淫棒に腰の力を伝えていく。
締めつけのきつい秘孔に、昂った欲情が少しずつ埋まっていく。亀頭の粘膜に、笙子の体内のぬくもりが、じわじわと沁みこんでいた。
熱いといっていいほど、笙子の肉洞はぬくもりをたたえている。
入れたらすぐ達してしまいそうだな……。
川村は半身を折り、笙子の女体に折り重なった。
瑞々しい弾力に満ちた乳房の感触を胸板に感じる。笙子の朱唇に唇を重ねた。
舌を差しだし、義妹の口腔に滑らせる。笙子は吸いつくように唇をすぼめた。その瞬間を逃さず、川村は腰を突きだした。
ずるっという感じで、昂りが笙子の体内に埋没する。
「んんんっ!」
笙子の唇から、くぐもった叫び声がもれた。
唇に力が入り、刹那、舌を噛み切られるのではないかと思った。しかし、笙子は懸命に舌を差しだし、川村の舌に絡めようとしている。
義妹の口腔に唾液を流しこむと、喉を鳴らして呑んでくれた。眉間には苦しげな皺が寄っている。川村は控えめに腰を動かし、肉洞のぬめりを亀頭の雁で味わう。