本販売日:1997/12/23
電子版配信日:2010/02/05
本定価:535円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-0793-0
ああ、いけない。こんなところで乱れたら……。
フライト中の機内で魔悦と闘うスチュワーデス。
制服の下で蠕動し、美冴を狂わせていくバイブ。
乗客にまじった凌辱魔が無慈悲に淫具を操るにつれ、
理性を奪われ、Mの世界に溺れ、美冴は叫んでいた。
「ああ、××が欲しいの。バイブでなんかいやっ!」
みさ キャビンアテンダント
ゆき(22歳)OL
なつみ(22歳)OL
本編の一部を立読み
今日もパンティストッキングではなく、太腿半ばまでのストッキングを、紫のガーターベルトで吊っていた。スキャンティはサイドもバックも紐でつながれ、ヒップは丸出し。スカートがめくれあがれば、プリプリした双臀が乗客たちの目に晒される。
ああ……誰か……美冴のスカートをめくって……美冴のお尻、見せてあげたいの……。
理性までもバイブレーターでかきまわされる美冴の頭は、淫らな妄想でいっぱいになる。
トイレに入った。スカートをたくしあげ、黒いスキャンティが貼り付いた股間をのぞきこむ。
愛液で濡れたスキャンティは、べっとりと恥丘に貼り付き、こんもりとしたふくらみを見せた。
ああ……欲しい……ご主人さまの……大きなチ×ポが、欲しいわ……。
スキャンティを引き下げ、自分の指でクリトリスをいじってしまいたい欲望に駆られる。
だ、駄目よ……今はフライト中なのよ、美冴……。
白魚の指が、スキャンティに触れる。ちょうどクリトリスに当たり、ズキンと下腹が痺れた。
「はあっ……いい……」
愛液がどろっと溢れ、スキャンティの脇から流れた。
駄目よ……駄目……。
美冴はスカートを引き下げ、トイレを出た。呼び出しランプが点いていた。梶谷が座っている席だ。
「なにかご用でしょうか」
「そっちが、俺に用があるんじゃないのかい、美冴さん」
梶谷がバイブのスイッチを切ったり入れたりする。
「あっ……ううっ……」
美冴は唇を噛みしめ、懸命にもれそうになる喘ぎをこらえた。
ああ、美冴……このまま、狂ってしまいたい……。
「チ×ポって言ってごらんなさい。少しは楽になりますよ」
「はあっ……止めてください……変に思われます……ああ、ゆるして……」
ノーブルな美貌はほんのりと朱色に輝き、艶めかしく見える。
「チ×ポって言ったら、バイブ、止めてあげますよ」
「ああ……チ、チ×ポ……」
美冴はまわりの乗客たちの目を気にしながら、蚊の鳴くような声で言った。心臓が破裂しそうなほど高鳴り、下腹が燃えあがる。
「聞こえないなあ、美冴さん」
「チ……チ×ポ……ああ、チ×ポ……」
ハスキーに口にした卑猥な言葉が梶谷の後ろの席の客の耳に入った。中年のサラリーマン風はびっくりした顔で美人スチュワーデスを見つめる。
「もっと大きな声で」
「欲しいのっ……美冴、ご主人さまのチ×ポが欲しいのっ」
溜まった欲求を吐きだすように、美冴が大きな声で言った。
まわりの座席がざわついた。みんな自分の耳を疑い、じろじろと見事なスタイルのスチュワーデスを見つめた。