熟女将と若妻仲居と令夫人
本販売日:2014/05/23
電子版配信日:2014/09/12
本定価:734円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-4004-3
「女将さん、この旅館、お酌は裸でするんですよね?」
下卑た眼差しで、和服の胸元に手を差しこむ中年男。
屈辱に顔を歪め、艶れた乳房をもてあそばれる裕恵。
乗っとられた旅館で奴隷勤務を強いられる女たち。
布団部屋でフェラ奉仕し、露天風呂でソープ接待……
秘密に気づいた客の令夫人までが悪魔の餌食に!
●もくじ
第一章 乗っ取られた温泉旅館
第二章 熟女将 初めての奴隷接客
第三章 第二の生贄は若妻仲居
第四章 布団部屋のフェラチオ奉仕
第五章 露天風呂の「ソープ嬢」サービス
第六章 特別和室 狙われた令夫人
エピローグ
ひろえ(34歳)女将
ゆい(28歳)店員
ことの(37歳)人妻
本編の一部を立読み
「背中ばかりじゃなくて前も洗ってほしいものだな」
「で、では失礼いたします」
言われて斉藤の前に回る。正座と膝立ちの中間みたいな体勢で、斉藤の胸から腹にかけてを洗う。
すると斉藤の瞳が細められ、にやりと野卑な笑みを見せる。
「あまり、見ないでください」
「そんないい身体を晒しておいて、見ないではないだろう」
浴場だ。裕恵はもちろん裸で、タオルさえ持ち出すことを許されなかった。
恥ずかしさと風呂の湯気で肉体が火照る。
汗がじわりと浮かび、額から顎の先へと滑り落ちていった。
「ああっ、やめてください。はぁんっ」
突然、斉藤が裕恵の柔房を鷲掴みにして揉み捏ねた。
ほんのりと薄赤い白乳が、石鹸の泡だらけにされる。
「せっかくいいモノを持ってるんだ。これで俺のチ×ポを洗え」
「え、そんなこと」
「できないなんて言わないだろ? 女将」
乳房を力強く揉まれ、近寄せられた顔と低い声に逆らえなくなる。
「返事はどうした?」
「は、はい。こちらでやらせていただきます」
斉藤の手が離れたあと、裕恵は自らの手で胸を持ち上げた。石鹸でいやらしくぬめり光って、男の目を嫌でも釘付けにする卑猥さがあった。
艶やかな柔肉が自分の乳房なのだと思うと、背筋にゾクリと電流が走った。
(ああ、すごく恥ずかしい。男の人にこんないやらしいことを)
胸を持ち上げたまま、勃起を保ったままの男根に近づけていく。黒の尖塔に柔房が触れると、反射的に女体が震えた。
上半身を屈めて、左右から挟み込むようにして肉棒を包む。屹立のみならず真珠の感触まで感じ、堪らず息を吐いた。
「おお、柔らかいくせに張りがあって。うちのソープに来たらすぐ指名一位だな」
「い、嫌です。そんなところには……」
ソープと聞いて裕恵は血の気が引く思いだった。
斉藤はもちろん、祐介相手でもあれだけ辛かったのだ。風俗でなんて、考えただけで気が狂いそうになる。
「安心しろ。女将がちゃんと奉仕してくれれば、そんなことにはならないさ」
口元は吊り上がっているが、斉藤の目は笑っていなかった。
裕恵は谷間に見え隠れする黒笠に睨まれながら、覚悟を決めるしかなかった。
「精一杯頑張りますから、それだけは」
言って、躊躇っていた胸奉仕を始める。
やり方などはもちろん分からなかった。それでも動いた。手で両側から乳房を挟んで、上下に揺する。柔らかな谷間に埋もれたペニスを扱いて、男に悦びを提供しようと必死になった。
「気持ちいいですか?」