淫蝕相姦
本販売日:1993/01/23
電子版配信日:2011/04/15
本定価:535円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-0473-1
熟れた柔肌を刺激する熱いシャワー、
乳房をこね、秘園をまさぐる細い指。
未亡人の体を蝕む性魔は自分では抑えきれない。
恐ろしいこと……脳裏に浮かぶ我が子の性器を、
振り払うように芙美子は女体を弄り、責める。
愛息が母の自慰を覗いているとも知らずに……
ふみこ(35歳)未亡人
本編の一部を立読み
「ちゃんと見るんだよ。お母さん。オマ×コの毛が剃られるところ、見ないと駄目だよ」
毅然とした暴君の命令には、従わないわけにはいかなかった。芙美子は、顔から手をどけ、首をもたげて自分の股の間をのぞきこんだ。
形よく盛りあがった秘丘の上に、白い泡がこんもりとのっている。そのなかから、濃いめの恥毛が幾筋も見え隠れしていた。
「動かないでね。傷つくと大変だから」
ジョリという、鈍い手ごたえとともに、剃刀が引かれた。盛りあがっていた泡が四分の一ほど消え、その下から白い柔肌が露わになった。それを目にした芙美子は、思わず「ヒイッ!」と鋭い悲鳴を呑みこんでいた。
「ああん……いやん」
髭を剃り馴れているのか、剃毛は静かに着実にすすんでいった。新司は母の素肌に指先を当てがい、皮膚を伸ばすようにして毛を落としていく。しかし剃刀の冷たい刃が最も敏感な割れ目近くを這う感触は、傷つけられるのではないかという危険なスリルに満ちあふれている。一剃りごとに縮れ毛が消え、自分が新たな恥辱にまみれていくようでたまらなかった。
時間をかけて母の茂みを剃りあげた新司が、最後に大きく息をつく。泡を洗い流す。すっかり肌を剥きだしにされたアンバランスな秘丘を目にして、芙美子はひどく情けない喪失感を味わっていた。
「ああーん……そんなに見ないで。なんだか恥ずかしいの」
新司は満足そうに飽きもせず、母の股間をのぞきこんでいる。毛をすっかり剃られ、媚肉の奥まで露わになった生々しい母の秘所は、息子の前にどのような淫らな眺めとして映っているのだろう。
「可愛いな、お母さんのオマ×コ。まるで赤ん坊みたいだ」
新司が笑いながら、たじろぐ芙美子の手をそこに導く。茂みをなくした恥丘は、ただすべすべとした肉がふくらんでいるだけで、たまらなく心細い。
「だけど、赤ん坊なら、こんなに感じたり濡れたりしないよね。フフッ、なんだかすごくいやらしいな」
女体を解剖するように、新司に導かれて指先が秘唇をパックリと開いた。すると新司がかがみこみ、生暖かく柔らかい舌でするりと女体の内奥を舐め、潜りこむ。芙美子の全身をブルブルッと淫靡な震えが走った。
「ああっ……はううっ……駄目よ、駄目! 新司」