妻の友人と…
本販売日:2004/03/23
電子版配信日:2007/08/01
本定価:628円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-1265-1
「文恵にはもちろん秘密にする。だから……ねえ、して」
昭充の邪欲に囁きかける、妻の友人・里佳の哀願。
男心をくすぐる美貌、思わず覗き見る雪肌の下に、
想像以上に魅力的な、極上の裸体が眠っていたとは!
妻に隠れて繰りかえす密会、妻のいる自宅で貪る背徳……
許されない関係だからこそ、絶対禁忌はやめられない!
りか(33歳)その他
かずは(23歳)OL
本編の一部を立読み
「大きな声を出すと、文恵に聞こえるよ」
三枝は里佳を戒めるような口調になって言った。
妻の存在を気にしているのは、里佳よりもむしろ自分のほうだろう。それに、里佳を責めているのは自分のほうだ。彼女を戒めるようなことを言うのは、お門違いかもしれない。しかし、三枝は里佳の性癖を理解してきていた。
「あうぅぅ……ごめんなさい……声が……どうしても声が……」
里佳は震える声で三枝に謝った。指先にからみついてくる膣肉の感触が、より熱く湿った感じになる。
彼女は、責められたり意地悪なことを言われたりするのが好きなのだ。三枝が彼女を責めるほどに、女体が微熱をはらんでいくようだった。
「歯を食いしばるんだ。声を出さないように」
三枝はそう言いながら、里佳の肉洞に指を差し入れた。ぷちゅっと湿った音がして、根元まで指が埋まる。彼女の膣内のとろけるような感触に、三枝は恍惚となった。
指をくねらせ、肉洞を掻きまわす。三枝の指が愛液に潤滑され、納豆をこねているような音がたった。
「んんっ! んっ、んっ……んくぅっ」
里佳は必死にもれでる声を抑えようとしていた。それでもたまに堪えられず、はっきりとした喜悦の声がもれてしまう。
三枝は被虐の色香をたたえた里佳の表情をうかがいながらクリトリスをねぶり、指をゆっくり抽送させた。
里佳の肉洞が引き締まり、三枝の指にからみついてくる。細さとやわらかさを兼ね備えた太腿は、彼女が女体を引きつらせるたびにぷるぷると揺れた。
蜜孔からは、白っぽい愛液が漏れでて、アヌスのほうへと伝い流れていく。小さな肉花のようなアヌスのすぼみが白っぽい愛液にべとべとになっている様子は、たまらなく淫猥で煽情的なものだ。
三枝は愛液がソファまで伝い流れないよう、里佳のアヌスの周囲まで舌を這わせた。きゅっと引き結ばれた秘門を舌でねぶると、里佳は女体を震わせて苦しそうな喜悦の声をもらす。
「はあぅっ……くっ……ふぅぅン」
三枝は尖らせた舌先で、里佳のアヌスのすぼみをくすぐるように舐めた。女裂からはたえまなく愛液が漏れだし、肛門のほうへ伝い流れてくる。三枝は溢れる愛液を、あまさず舌ですくい取り、味わいながら嚥下した。
「あふぅぅ……もう駄目……入れて……入れてください」
里佳は半べそをかいているような口調になって、三枝に目をやった。
三枝もまた、沸騰してしまいそうな欲情を抑えることができなくなっていた。それに、もうかなりの時間、里佳の女体を味わっている。
いつ妻が風呂からあがってくるかもわからないのだ。三枝は里佳の秘所から顔をあげると、小さくうなずいた。
股間では肉竿が反りかえるように屹立している。浅黒く輝く欲望は、里佳の女肉の感触を求め、血管を浮きたたせていた。
里佳の両脚の間に腰を滑らせ、三枝は中腰になってトランクスを引きおろした。いつ文恵が戻ってくるかもわからないので、トランクスは膝までしかさげない。
九十度の角度で屹立した肉竿から、むっとするほどの性の媚臭が漂ってきた。ぱんぱんに張った亀頭の先端の小さな穴から、半透明の体液が滲みだしている。
三枝は右手で肉竿の根元を握り、里佳の女陰に近づけた。