若継母・二十七歳

著者: 香山洋一

本販売日:2001/01/23

電子版配信日:2009/08/14

本定価:545円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1015-2

娘は美しすぎる継母に歪んだ感情を抱いていた。

「パパを奪ったあの女を辱しめて!」

理不尽な命令により、暴漢に犯された美貴の女体は、

被虐の官能に濡れた秘裂も、奧まで視姦された尻穴までも、

気品に満ちあふれていた。むっちりと、しっとりと、

匂いたつ魔性の身体が、妖しい快感に溺れるときが……。

登場人物

みき(27歳)義母

みずほ 女子学生

さやか 女子学生

りさ 女子学生

本編の一部を立読み

「奥さんのことなら、いろいろ知っているぜ。二十七歳。旦那は再婚。十七の瑞穂っていう娘がいる。ただ、スリーサイズや、乳首の色や、オマ×コの締め具合とか、まだ知らないことがあってね」

ナイフが汗ばんだ素肌を滑るように、さがっていく。レオタードに触れた。すうっと一直線に動くと、高く突きでたバストの谷間を境に、ぱっくりと左右に割れた。

「あっ……」

薄い生地がめくれ、プルルンッとたわわに熟れた乳房が露出した。

美貴は、男の手際のよさに驚き、あっという間に、乳首を剥きだしにされてしまった事実に狼狽える。

下腹を覆っていた手で、上下に揺れる豊満なふくらみを抱いた。透けた恥毛を見られてしまうが、そんなことにかまっていられない。

「乳首が見えないじゃないか、奥さん。乳首を見せてくれよ」

「いやっ」

美貴はきっぱりと拒否し、男たちをにらみつけた。乳房を露出させられたことで、恐怖が倍加していたが、負けてはいけないと頑張っていた。

「仕方ないな。拓磨、手を押さえてくれ」

長髪で耳にピアスをした男が、美貴の背後にまわった。両手をつかみ、背中へとねじあげていく。

「いやっ、いやっ」

逆らおうとしたが、無駄だった。しなやかでか細い腕が、今ばかりは恨めしい。

再び露わになった乳房に、男たちの視線とビデオカメラのレンズが、いっせいにからみついてきた。

「いやっ、いやっ、見ちゃ、いやっ」

上体を激しくよじらせると、たっぷりとした量感を誇る乳房が、タプンタプンと揺れた。それは、美貴の気持ちに反して、男たちを挑発するような動きとなっていた。

「じっとしてな」

乳首にナイフを突きつけられ、美貴はヒイッと全身を硬直させた。

一ミリでもずれたら、傷がつきそうなところで、ナイフがとまっている。

「この乳首、とても二十七には見えないぜ。綺麗なピンク色じゃないか。俺たちが知ってるコギャルの乳首より、清純な感じがするじゃないか」

触れるか触れないか、ぎりぎりのところで、ナイフの刃先が乳首を上下に動いている。

「い、いや……やめて、やめて……」

すでに、美貴の乳首は勃っている。もちろん、感じているわけではない。激しい運動をしていると、レオタードがこすれて、勃起してしまうのだ。

エアロビクス中に勃起していく感覚が、美貴は嫌いではなかった。でも今は、勃っている乳首がなんとも恨めしかった。

「へえ、こんなところに、ほくろがあるじゃないか」

乳暈の右側にある、小さなほくろを、鷲鼻の男がツンとナイフの先端で突いた。

「ひいっ」

チクリとした痛みに、美貴は全身を硬直させる。

「へへへ、色っぽいな」

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