金曜日の熟妻たち
本販売日:2006/06/23
電子版配信日:2008/05/23
本定価:681円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-1436-5
むっちり太腿のスパッツ姿、揺れる豊麗な乳房。
垂涎ボディが眩しい熟妻たちのエアロビクス。
撫でたい、甘えたい、思いきり揉みしだきたい!
汗ばんだ雪肌から立ち昇る34歳の淫香に、
欲望を募らせる青年コーチを惑わす思わぬ挑発が……
レオタード熟女と交わす、夢のフィットネス体験!
たかえ(34歳)人妻
ゆかり(28歳)インストラクター
ちなみ(25歳)OL
まあや(23歳)インストラクター
ふみか(37歳)未亡人
本編の一部を立読み
「ああ、那須野さん……そんな、わたくし、恥ずかしい……」
口ではそういいながらも、スパッツを引きおろされていく躊躇いがちな脚が脱がす作業に協力する。そしてたった一枚残っていた、ブラジャーと揃いのゴージャスな刺繍で飾られた藍色のショーツに手をかける。
「いや……」
さすがに女唇を晒すのは恥ずかしいのか、貴江は顔を両手で覆ってしまう。
「うわあ……」
目の前に現われた女体の反応を如実に表わす光景と、あふれかえるように漂いはじめる濃厚な性臭に思わず息を呑む。
太腿の間をおろされていく藍色のショーツのクロッチは、大量に溢れでた愛蜜で群青色に染まり、今なお滴る粘液が太い糸を何本も引いていたのだ。
そしてチーズにも似た発酵臭と磯の香りが混じり合ったフレグランスが、鼻先を包みこんでいる。
「すごい……こんなに濡らしてるなんて……」
「い、いやっ、おっしゃらないで……」
わざと言葉に出したのは貴江の羞恥心を煽るためだ。狙い通り、さらに溢れでる愛蜜で粘液の糸が太さを増していく。
「それにすごくいやらしい匂いだよ」
「いやっ!」
匂いについては自分でもわかるのだろう。両手で覆ったまま激しく左右に振られる貴江の顔は、耳まで赤く染まっていた。
「貴江さん、可愛いよ……」
引きおろしたショーツを左側の脚から抜き去ると、耕太はこれ以上堪えきれないとばかりに左足を肩に乗せ、貴江の中心を広げた。
「ああ……そんな、見ないで……」
恐らく手入れなどしないであろう深く生い茂った叢は、汗と粘液にまみれて秘丘から肉襞の縁にまでべったりと張りついている。
だが、耕太の目を釘付けにしたのはその毛深さではなかった。
大陰唇が鼠蹊部の窪みからわずかにせり出す程度の薄さしかないにもかかわらず、フリルのように捩れた小陰唇が発達している。大陰唇の内側からめくれあがるように女唇を縁取る肉襞は、その鮮やかな色も相まってまさに赤貝のようだ。
そして小陰唇の上端に隠されたクリトリスは、発達した肉襞によって完全に包み隠されている。
まさに熟女にこそ相応しい熟れて濡れそぼった女唇に、耕太は顔を埋めていく。
「ああああっ!」
唇を、いや顔全体を粘液が包みこみ、暴力的なまでの芳醇な匂いが吸気を満たした瞬間、貴江の嬌声が高らかに響いた。
(す、すごい……)
洪水などという生やさしいものではない。女唇をコーティングした粘度の高い愛蜜が唇どころか鼻までも覆い尽くし、呼吸さえ困難なほどだ。